うさぎとかめを算数で考えてみた 京の算数学#719

京の算数学問題#719

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
うさぎとかめといえば誰もが耳にしたことのある昔話です。
この昔話を今日は算数で考えてみました。

うさぎとかめはどんな話?

うさぎさんはかめに「足がおそいね〜」とディスっていました。

かめさんは「じゃああの山まで競争しよう」と言います。

足の速いうさぎはどんどん山へ登っていきます。

しばらく走ると後ろを見たうさぎはかめの姿が見えないことに安心してしまいます。

そこで木のかげでうさぎさんはお昼寝をしました。

気づいた頃にはかめさんに抜かれゴールには先にかめさんが到着していました。

うさぎの敗因は慢心

うさぎは自分の足が速いことを自覚していました。

それゆえ慢心が生まれ最終的にかめさんに負けてしまったのです。

油断大敵というのはまさにこのことでしょう。

算数で見るうさぎとかめ

うさぎの走る速さは時速72kmで、亀が歩く速さは時速0.32kmだと言います。

つまり、72÷0.32=225倍の速さの差があるのです。

今いる位置からゴールの山の上まで1kmあるとします。

うさぎさんはスタートからゴールまで、1km÷72km/h=0.013888888..≒0.0139時間≒50秒程度で到達してしまいます。

一方かめさんは1km÷0.32km/h=3.125時間かかるということです。

つまりうさぎさんは、3.125−0.0139=3.111時間以上は寝ないとかめさんが先にゴールすることにはならないのです。

よほど寝不足だったのか、木陰が気持ちよかったのか、、、

うさぎさんは3時間以上も爆睡してしまったのでした、、、

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#719

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