選抜高校野球で継続試合の導入が決まる 今日の数学 #066

今日の問題#066

規則性を見つけよう!

今日のコラム

選抜高校野球で「継続試合」が導入されるのだとか。

野球はコールドゲームなるものがあって、5回終了した時点でその試合は成立したとみなされ雨などによって試合が中止になった場合。コールドゲームとして試合の結果を決める。

5回終了までに試合が中止になった場合はノーゲームとし試合を無かったことにする。

高校野球はトーナメントなので一発勝負です。

雨天コールドは文字通り試合に水を刺すような事で、4回裏まで勝っていてノーゲームになり再試合で負けたチームもあれば、逆転ムードの時にコールドゲームが宣告されて負けてしまったり試合をみているこちらとしてもモヤモヤした感じが残るルールです。

継続試合は試合が中断した続きから試合を再開するというもので個人的にはすごく良い事だなと思うんだけど、日程の問題があるだろうなと思う。

高校野球は春夏共に甲子園で行うためプロ野球の日程調整とも相まって予備日を多く取ることが出来ない。なので大雨の中でも試合を決行せざるを得ない状況があるため、過去に何度もドロドロの沼と化している甲子園球場で試合が行われている。

「ドームでやれば良いのに」という意見もあるんだけれども、甲子園といえば高校球児達にとっては聖地。中々難しい事情がある。

なんせ本質的な問題は別にあるにせよ、継続試合の導入は賛成です。

選抜高校野球個人的名試合

・2008年 北大津(滋賀)対 横浜(神奈川)

当時の横浜には筒香、倉本、土屋というとんでもないスターがいた。

当時僕は高校2年生、絶対横浜が勝つだろうと思っていて見ていたのだが北大津の攻撃的な流れにどんどん押されて最後には6-2で北大津が勝ってしまった。

思わず声が出たほど。北大津の勢いはすごかった。

・2009年 花巻東(岩手)対 清峰(長崎)

1-0で清峰が選抜初優勝を飾った試合。

元広島の今村投手と現ブルージェイズの菊池投手との投げ合い。

両者とも防御率は0点代とそれだけでバケモンなのに、何と決勝戦での今村投手の調子は凄まじく悪かったようでまっすぐも140kmに満たないくらいだったようで、その中で気迫で抑え込んだあの決勝はめちゃくちゃシビレた。

・2012年 大阪桐蔭(大阪)対 光星学院(青森)

大阪桐蔭は藤浪、森のバッテリー、光星学院は3番田村4番北条との激突。

中でも印象的だったのがそれまで不調だった大阪桐蔭の3年生たちが大暴れした事。

4番の小池は後3塁打が出ればサイクルヒットだったし、白水は、4打数3安打それまでの不調が嘘のように打ちまくった。

この年に大阪桐蔭は春夏連覇を達成している。

この3つは特に自分が現役の時だったので印象に残っている。

やっぱり高校野球っていいな〜

 

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!

今日の解答#066

トリボナッチ数列

この数列は前の3つの数字の合計が次の答えになります。
例えば1つ目だと0+0+1=1となります。
2つ目は0+1+1=2となります。

つまり□に入るのはその前の3つの合計なので2+4+7=13となる。

この数列の名前を「トリボナッチ数列」と言います。

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