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今日の問題#065
今日のコラム
花巻東高校1年の佐々木麟太郎選手が高校通算56本塁打を記録し、元エンゼルスの大谷翔平選手の記録に並んだ。
シンプルにすごすぎ笑
まだ高校1年生ですよ笑
このペースで行くと高校3年が終わる頃には160本ぐらい打ってることになりますからね^^;
体も大きいし、スイングスピードも速く何よりインコースの捌き方が抜群にうまい。
今年の選抜で特に見てみたい選手^^
さて、良くニュースでも強打者の指標として用いられる「高校通算本塁打」ですが、ランキングをご存知でしょうか?
1位 清宮幸太郎 早稲田実業 111本
2位 山本 大貴 神港学園 107本
3位 黒瀬 健太 初芝橋本 97本
4位 伊藤 諒介 神港学園 94本
5位 中田 翔 大阪桐蔭 87本
6位 大島 裕行 埼玉栄 86本
7位 横川 駿 神港学園 85本
8位 鈴木 健 浦和学院 83本
8位 中村 剛也 大阪桐蔭 83本
9位 田原 伸吾 此花学院 78本
10位 谷田 成吾 慶応 77本
神港学園すごいですよね、なんでこんなHRバッターが量産されているのか^^;
それはおいといて、、、
疑問に思うことないですか?
清原、松井などプロ野球界のレジェンドがランキングに載ってないんですよ!
それもそのはず問題はこの母数にあります。
2022年から学習指導要領が移行期に入り特に高校生ではより抽象的な概念や考える力が要求されるようになってきました。
単元だけで言うと1番の注目は統計分野のウエイトが高くなると言うことです。
別のランキングも見てみましょう。
1位 清原 和博 PL学園 47本
2位 清宮幸太郎 早稲田実業 27本
3位 松井 秀喜 星稜 26本
4位 桑田 真澄 PL学園 21本
4位 福留 孝介 PL学園 21本
5位 鈴木 健 浦和学院 16本
6位 太田 泰示 東海大相模 14本
7位 筒香 嘉智 横浜 13本
ガラッとラインナップが変わりました。
これは公式戦での高校通算本塁打ランキングです。
この2つのランキングを比較してわかることは母数の評価基準です。
要は練習試合にもなると学校によって大きく差が出てしまいますし、対戦相手のレベルもマチマチです。もちろん練習試合とはいえ通算でそれだけHRを打てること自体すごいことなんですが、プロ野球選手になって活躍している選手は圧倒的に後者のランキングの方が多いわけです。
母数をどこで取るか?も大事ですしそれをわかりやすくするために、割合や単位量あたりと言う考え方があります。おそらく、上記のランキングを打席数分ので比較してみるとまた違った見え方をします。
つまり、統計には作者の良くも悪くも意図が隠されていると言うことです。
真実を伝えたいとつくられたデータもあれば騙したいと情報操作のためのデータも混在しているのが今の世界です。
データを数字としてしか見ることができないと昨今のコロナ騒動の時のようにただ情報に踊らされてしまい、真実が掴みにくくなってしまいます。
学習指導要領の改定は無限にある情報から真実を見極める力を養うためだとも言えると僕は考えています。それだけこの改定は大きい意味を持っていると僕は確信しています。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!
今日の解答#065
つまり3つの角度がそれぞれ60°の三角形ということなので答えは正三角形となる。
正三角形の条件も併せて覚えておこう!
①3つの角度が60°
②全ての辺の長さが同じ