京の算数学問題#513
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「お母さん!この算数の問題わからない!」
「この問題教えて!」
「三角形の面積ってどうやるかわかる?」
私もよくご相談を受けるのですが、ご自宅で子どもが両親にわからない問題を聞いてきて答えられない時どうしたらいいか?というもの。
確かに我が子のためなんとかしてあげたいと思う気持ちは非常に共感ですが、もしそういう場面が訪れたらどのように対処したら良いのでしょうか?
無理に応えようとしない
小学校の算数も3年生を超えると非常に難しくなってきます。
もう5年生になってくると大人でも難しい問題を子どもたちは解いています。
なので必然的に聞かれてもわからないという場面は増えてきます。
ですが安心してください。
そこまで責任を感じなくて大丈夫です。
むしろ親でもわからない問題を解くことができる経験をした子どもは成功体験となり意欲が増すことだってあります。
常に理想のママになろうとせずわからない問題は素直にわからないで全く問題ないのです。
一緒に質問を考えることが大事
それよりも大切なのは一緒に何がわからないのか?を考えること。
公式は覚えているけれど使い方がわからないのか。
計算のやり方がわからないのか。
文章の意味がわからないのか。
そもそもどこからわからないのかの時点で混乱しているのか?
子どもが質問をしやすくするために質問事項の整理を手伝ってあげましょう。
いつまでも親が教えることはできないのですから、わからない問題は自分で質問ができるようにサポートしましょう
基本的に学習塾か学校に丸投げでOK!
極論を言えば問題がわからない時は塾や学校の先生に丸投げでOKです!
むしろ質問をする機会を作ってあげましょう。
多くの生徒を見ている中でも感じるのがわからないところを質問をするというのは非常にスキルが入ります。
ですので練習なくしては身につきません。
全て家の中だけでなんとかするのではなく、外部機関を頼りましょう。
わからないが恥ずかしいことではないという機会に
子どもは身近な大人を尊敬します。
つまり両親です。
ですが自我が芽生え始めると徐々に両親との違いに気づくようになります。
これが自立の第一歩目です。
わからないことが恥ずかしいことではなくて、親もわからないことはあるという事を子どもに教える非常に良い機会だと私は考えています。
全ての人は完璧ではありません。
いいところも悪いところもあって初めて人になれるのだと私は思います。
ですから子どもの前で見せる大人の弱さは子どもの大きな成長点となります。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!