数学コラムの目次
京の算数学問題#1309

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算数学コラム
「算数の宿題になると、泣くんです」
低学年のお子さんを持つ保護者の方から、本当によく聞く言葉です。
- 問題を前にして黙り込む
- 消しゴムばかり使う
- 最後には涙が出てしまう
すると、どうしても不安になりますよね。
「算数が苦手なのかな」
「この先、大丈夫かな」
でも安心してください。
算数の宿題で泣くのは、実は“珍しいこと”ではありません。
ぶっちゃけた話をするとしょっちゅうあります。
低学年あるあるです。
今日のお話でお伝えしたいことはだからと言って算数を諦めなくても良いということです。
①泣く=できない、ではない
泣いてしまうと、
- 心が弱い
- 勉強に向いていない
と思われがちですが、実際はその逆のことも多いです。
泣く子の内側では…
- 分かろうとしている
- ちゃんとやろうとしている
- 失敗したくない
一生懸命だからこそ、感情があふれると言い換えることもできます。
低学年の子は、気持ちを言葉で整理するのがまだ難しい時期です。
なので理性よりも感性が働きます。
②算数は「感情が動きやすい教科」
算数は、
- 正解・不正解がはっきり
- 間違いが目に見える
教科です。
だから下記のような事が起きやすいです。
- 間違える=ダメと思う
- できない自分が嫌になる
- 比べてしまう
特に真面目な子ほど、この負担を強く感じる傾向にあります。
③泣く前に、実はかなり頑張っている
泣いてしまう子は、いきなり泣いているわけではありません。
- 自分なりに考える
- 分からない
- もう一回考える
- それでもできない
- 涙が出てくる
ある意味本人としては限界まで踏ん張った結果なんです。
④大人がやりがちな、逆効果な対応
心配だからこそ、つい言ってしまう言葉があります。
- 「なんで泣くの?」
- 「そんなことで泣かない」
- 「早くやりなさい」
これを言われると、子ども心には
「泣いたらダメ」
「分からないって言えない」
と思ってしまいます。
⑤泣いたときにしてほしい関わり方
その場で解かせる必要はありません。
おすすめなのは
- まず手を止める
- 「頑張ってたね」と伝える
- 少し時間を置く
気持ちが落ち着かないと、頭は動きません。
落ち着いてから「どこが一番しんどかった?」「ここまでできてたね」と、過程に目を向ける事が大切です。
一回で解決というより繰り返して大きく成長していくものです。
⑥泣く経験は、悪いものではない
意外に思われるかもしれませんが、
泣いた経験がある子ほど、あとで伸びることも多い
です。
- 難しいことに向き合った
- 投げ出さなかった
- 感情ごと経験した
これらは何も感じずに流すより、ずっと大切な経験です。
⑦本当に気にしたいサイン
もちろん、見ておきたいポイントもあります。
こんな状態が続くなら危険信号!
- 毎回激しく嫌がる
- 宿題を見るだけで拒否
- 算数の話題を避ける
この場合は、量ややり方が合っていない可能性があります。
最後に
算数の宿題で泣くのは、
苦手の証拠ではなく、頑張っている証拠
であることが多いです。
大切なのは、
その場でできるかではなく算数が嫌いにならないか
低学年の今は、
「できた」より「向き合えた」を大事にしてあげてください。
アイデア数理塾より
アイデア数理塾では、
- 泣くほど考えた経験
- 立ち止まった時間
- うまくいかなかった過程
も、すべて大切にしています。
「家ではしんどくなってしまう」
そんな子が、安心して算数に向き合える場所でありたいと日々試行錯誤を重ねています。
京の算数学 解答#1309




