定期テスト2週間前に見える「伸びる子」と「危ない子」の違い 京の算数学#1499

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京の算数学問題#1499

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算数学コラム

「テスト2週間前になったのに、まだ本気になっていない」
「ワークは進めているけれど、本当に身についているのか分からない」
「前回は直前に慌てていたので、今回は早めに動いてほしい」

中学生の定期テストでは、2週間前の過ごし方がとても大切です。

もちろん、テスト前日や1週間前の追い込みも必要です。
しかし、点数が伸びる子は、テスト直前だけで急に頑張っているわけではありません。

実は、テスト2週間前の時点で、すでに「伸びる子」と「危ない子」の違いは見え始めています。

その違いは、勉強時間の長さだけではありません。

何を終わらせ、何を見直し、どこを質問できているか。
ここに差が出ます。


定期テスト2週間前は、まだ間に合う時期

テスト2週間前は、早すぎるように感じる子もいます。

「まだ時間がある」
「1週間前からやれば大丈夫」
「前日でも何とかなる」

と思っている中学生も少なくありません。

しかし、2週間前はとても大切な時期です。

なぜなら、まだ失敗を直せる時間があるからです。

  • ワークが終わっていない
  • 苦手単元が分かっていない
  • 暗記が始まっていない
  • 数学の解き直しができていない
  • 提出物に追われている

こうした状態でも、2週間前なら立て直せます。

反対に、1週間前や前日になってから気づくと、やるべきことが多すぎて、点数につなげる勉強まで届かないことがあります。

伸びる子は、2週間前に「全体量」を見ている

伸びる子は、テスト2週間前にまず全体を確認します。

  • テスト範囲はどこまでか
  • 学校ワークは何ページあるか
  • 提出物は何があるか
  • 苦手な単元はどこか
  • 暗記が必要な教科は何か
  • 数学で解き直す問題はどれか

このように、やることを見える形にしています。

最初から完璧な計画を立てる必要はありません。

ただ、何が残っているかを把握している子は、テスト前に慌てにくいです。

一方で、危ない子は、2週間前の時点で自分が何をしなければならないかを分かっていないことがあります。

それは目標を立てる力よりも全体的な量を把握する力が育っていない可能性があります。

「たぶん大丈夫」
「ワークはあとでやる」
「範囲表をまだ見ていない」

この状態だと、直前になってから一気に苦しくなります。

危ない子は、ワークを「提出物」として見ている

定期テストで危ない子に多いのが、学校ワークを提出物としてしか見ていないことです。

もちろん、ワークを提出することは大切です。

しかし、ワークは提出するためだけのものではありません。
テスト勉強の中心になる教材です。

伸びる子は、ワークを使って、

  • できる問題
  • できない問題
  • 解説を見た問題
  • もう一度解くべき問題

を分けています。

一方で、危ない子は、

  • とにかく空欄を埋める
  • 答えを写してでも終わらせる
  • 丸つけを後回しにする
  • バツの問題を直さない
  • 提出できれば安心する

という状態になりやすいです。

ワークが終わったことと、テストで解けることは別です。

伸びる子は、2週間前にワーク1周目を終わらせようとする

定期テストで点数を伸ばす子は、2週間前から1週間前までにワーク1周目を終わらせようとします。

なぜなら、1周目は「勉強の完成」ではなく、確認だからです。

1周目で大切なのは、

  • どこが分かっているか
  • どこで間違えるか
  • どの問題が自力では解けないか
  • どの単元をもう一度見るべきか

を知ることです。

つまり、1周目は弱点発見の時間です。

テスト前日にワーク1周目を終わらせている状態では、間違えた問題を解き直す時間がありません。

危ない子は、テスト直前にワークを終わらせます。
伸びる子は、テスト前にワークを「もう一度解く時間」を残します。

ここが大きな違いです。

伸びる子は、間違えた問題に印をつけている

伸びる子のワークやノートを見ると、印がついています。

  • 間違えた問題にチェック
  • 自信がなかった問題に星印
  • 解説を見た問題に印
  • テスト前にもう一度やる問題を丸で囲む

このように、戻る場所を残しています。

定期テスト前は、すべての問題を何度も解き直す時間はありません。

だからこそ、間違えた問題や不安な問題に印をつけておくことが大切です。

一方で、危ない子は、ワークを見てもどこを復習すればよいか分かりません。

全部同じように見える。
どこを間違えたか覚えていない。
テスト前に何をやればよいか分からない。

この状態では、勉強時間を使っていても点数につながりにくくなります。


危ない子は、丸つけをためている

テスト前に危ないサインの一つが、丸つけをためていることです。

問題は解いている。
ページは進んでいる。
でも、丸つけをしていない。

この状態は注意が必要です。

丸つけをしないまま進めると、自分がどこで間違えているか分かりません。

さらに、何日も後で丸つけをすると、
「なぜこの答えにしたのか」
「どこで考え方がずれたのか」
を忘れてしまいます。

伸びる子は、解いたら早めに丸つけをします。

丸つけは、正解か不正解を見るだけではありません。

自分の理解を確認するための時間です。

伸びる子は、2週間前から質問を始めている

テスト前に伸びる子は、分からない問題を早めに質問します。

2週間前の時点で、

「この問題が分からない」
「この解説の意味が分からない」
「方程式の文章題で式が作れない」
「英語のこの文法があいまい」

と具体的に出せる子は、立て直しやすいです。

一方で、危ない子は、分からない問題をため込みます。

そして、テスト直前になってから、

「全部分からない」
「何を聞けばいいか分からない」
「もう間に合わない」

となりやすいです。

質問は、早いほど効果があります。

テスト前日ではなく、2週間前から質問できる子は強いです。

危ない子は、得意教科ばかりやっている

テスト勉強でよくあるのが、得意教科や好きな教科ばかり進めることです。

もちろん、得意教科を伸ばすことも大切です。

しかし、苦手教科を後回しにしていると、直前に時間が足りなくなります。

特に数学や英語は、分からないところをそのままにすると、短時間で一気に戻すのが難しい教科です。

伸びる子は、苦手教科を早めに触ります。

  • 数学のワークを先に1周する
  • 英単語を毎日少しずつ覚える
  • 理科・社会の暗記を小分けにする
  • 苦手単元を1つ決めて戻る

という動きができます。

危ない子ほど、苦手なものを最後に残します。

そして、最後に一番重いものが残ってしまいます。

伸びる子は、暗記を一気にやらない

定期テストでは、暗記教科も大切です。

理科、社会、英単語、漢字、用語。
覚えることはたくさんあります。

伸びる子は、暗記を一日で終わらせようとしません。

2週間前から少しずつ、

  • 毎日英単語を確認する
  • 社会の用語を小分けにする
  • 理科の語句と意味をセットで覚える
  • 漢字を数日かけて繰り返す

という形で進めます。

一方で、危ない子は、暗記を前日にまとめてやろうとします。

一夜づけで覚えた内容は、テスト中に思い出せないことがあります。

暗記は、何度も忘れ思い出すことで定着します。

危ない子は、勉強時間だけで安心している

「今日は3時間勉強した」
「机には向かっていた」
「塾の自習室にいた」

これだけで安心するのは注意が必要です。

勉強時間は大切ですが、時間だけでは点数は上がりません。

大切なのは、その時間で何をしたかです。

  • ワークを何ページ進めたか
  • 間違い直しをしたか
  • 暗記を確認したか
  • 分からない問題を質問したか
  • もう一度解けるようになったか

伸びる子は、時間より中身を見ています。

危ない子は、長く机に向かったことで「勉強した気」になってしまうことがあります。

伸びる子は、普段から数学の解き直しをしている

数学で点数を伸ばす子は、間違えた問題をもう一度解く習慣ができています。

解説を読んで終わりではありません。
答えを写して終わりでもありません。

大切なのは、答えを閉じて、自分で解けるかです。

特に数学は定着に時間がかかる科目ですので2週間前に始めていると他の科目に時間をかけられなくなります。
日頃から英数はやっておかないと2週間前にあたふたしてしまいます。

  • 計算ミス
  • 符号ミス
  • 途中式不足
  • 文章題の式作り
  • 関数の読み取り
  • 図形の情報整理

など、間違いの種類を分けて見る必要があります。

危ない子は、数学のバツを赤で直して終わります。

伸びる子は、バツの問題をもう一度自分で解きます。

この差は、テスト本番で大きく出ます。

危ない子は、「分かった」で終わっている

テスト勉強でよくあるのが、解説を読んで「分かった」で終わることです。

もちろん、解説を読んで理解することは大切です。

ただし、解説を見て分かることと、テストで自分で解けることは違います。

伸びる子は、

「分かった」のあとに、もう一度解きます。

危ない子は、

「分かったから大丈夫」で終わります。

この違いは大きいです。

テストでは、先生や解説が横にありません。

自分で最初の一歩を出せるかどうかが大切です。

伸びる子は、テスト範囲表を使っている

テスト範囲表は、ただ見るだけの紙ではありません。

伸びる子は、範囲表を使って勉強を進めます。

  • 終わったところにチェックする
  • ワークページを確認する
  • 提出物を書き出す
  • 苦手単元に印をつける
  • 暗記する範囲を分ける

このように、範囲表を学習計画の材料にしています。

一方で、危ない子は、範囲表をもらっても見ないことがあります。

「どこがテスト範囲か分からない」
「提出物が何か分からない」
「ワークのページを勘違いしていた」

という状態は、テスト2週間前に必ず防ぎたいところです。


伸びる子と危ない子の違い

定期テスト2週間前の様子を比べると、違いははっきり見えてきます。

見るポイント伸びる子危ない子
テスト範囲範囲表を確認しているまだよく見ていない
ワーク1周目を早めに終えようとしている直前に提出のために進める
丸つけ解いたら早めに確認するまとめて後回し
間違い印をつけて解き直す赤で答えを書いて終わる
質問早めに具体的に聞く直前までためる
暗記毎日少しずつ進める前日にまとめる
苦手教科早めに触る最後まで避ける
勉強時間中身を意識する時間だけで安心する

この違いは、才能の差ではありません。

勉強の進め方の差です。


定期テスト2週間前にやるべきこと

①テスト範囲を確認する

まずは範囲表を見ます。

教科ごとに、

  • 教科書のページ
  • ワークのページ
  • プリント
  • 提出物
  • 暗記範囲

を確認しましょう。

ここを曖昧にしたまま勉強を始めると、後で抜けが出やすくなります。

②ワーク1周目を早めに終える

2週間前から1週間前までに、ワーク1周目を終えることを目標にします。

1周目は、できる問題とできない問題を分けるためのものです。

完璧にする必要はありません。

大切なのは、間違えた問題を見つけることです。

③間違えた問題に印をつける

間違えた問題、自信がなかった問題、解説を見た問題には印をつけます。

テスト前にもう一度解く問題を残しておくことで、復習しやすくなります。

④数学は解き直しまで行う

数学は、答えを見て分かっただけでは不十分です。

答えを閉じて、もう一度自分で解けるか確認しましょう。

  • 計算問題
  • 方程式
  • 関数
  • 図形
  • 文章題

は、解き直しが大切です。

⑤暗記は毎日少しずつ進める

英単語、漢字、理科、社会は、短時間でも毎日少しだけ触れる方が定着しやすいです。

一度に完璧を目指すより、何度も確認することを意識しましょう。

そしてテスト2週間前に時間を使ってとりくみます。
これが最終確認です。

⑥分からない問題を質問する

2週間前の時点で分からない問題があるのは悪いことではありません。

大切なのは、放置しないことです。

「どこが分からないか分からない」場合でも、

  • 問題文が分からない
  • 式が作れない
  • 計算の途中で止まる
  • 解説のこの行が分からない

というように、少しずつ分けてみましょう。


保護者が見たいポイント

テスト2週間前に保護者が見るべきなのは、点数の予想ではありません。

見るべきなのは、勉強の進め方です。

  • 範囲表を見ているか
  • ワークに取りかかっているか
  • 丸つけまでしているか
  • 間違いに印があるか
  • 解き直しをしているか
  • 苦手教科を後回しにしていないか
  • 分からない問題を質問できているか

「勉強した?」だけでは、中身が分かりません。

「ワークのどこまで終わった?」
「間違えた問題はどれ?」
「もう一度解く問題に印をつけた?」
「質問する問題はある?」

と聞く方が、学習状況が見えやすくなります。


塾の先生として見ていること

塾で定期テスト前の生徒を見るとき、私は「何時間勉強したか」だけでは判断しません。

  • ワーク1周目がどこまで進んでいるか
  • 間違えた問題に印があるか
  • 解き直しをしているか
  • 数学のミスの種類を分けられているか
  • 暗記教科を小分けにしているか
  • 分からない問題を質問できているか
  • テスト範囲全体を見て動けているか

が大切です。

2週間前にこの状態が整っている子は、テスト前の1週間を復習に使いやすくなります。

反対に、2週間前にまだ範囲もワークも見えていない子は、直前に提出物だけで手いっぱいになりやすいです。

定期テストは、直前の気合いだけではなく、準備の順番で差がつきます。


アイデア数理塾が大切にしていること

アイデア数理塾では、定期テスト前に「勉強しなさい」と言うだけではなく、何をどの順番で進めるかを一緒に確認します。

特に大切にしているのは、

  • テスト範囲の確認
  • 学校ワークの進め方
  • 間違えた問題の解き直し
  • 数学のつまずきの確認
  • 質問する問題の整理
  • 2週間前からの学習ペース作り

京都市中京区・烏丸御池周辺で、中学生の定期テストや数学の点数に不安がある方は、テスト直前だけでなく、2週間前の動きを見直してみることが大切です。

点数が伸びる子は、特別なことをしているわけではありません。

提出物で終わらせず、間違えた問題をもう一度解けるようにしているのです。


まとめ 定期テスト2週間前は、伸びる子と危ない子の差が見える時期

定期テスト2週間前は、まだ間に合う時期です。

しかし、ここでどう動くかによって、テスト直前の状態は大きく変わります。

伸びる子は、

  • テスト範囲を確認している
  • ワーク1周目を早めに進めている
  • 間違えた問題に印をつけている
  • 丸つけをためていない
  • 解き直しをしている
  • 分からない問題を質問している
  • 暗記を少しずつ進めている
  • 苦手教科を後回しにしていない

という特徴があります。

一方で、危ない子は、

  • 範囲を把握していない
  • ワークを提出物として見ている
  • 丸つけや直しを後回しにしている
  • 苦手教科を避けている
  • 直前に暗記をまとめようとしている
  • 勉強時間だけで安心している

ことがあります。

定期テストで大切なのは、直前に長時間勉強することだけではありません。

2週間前から、できない問題を見つけ、直し、質問し、もう一度解けるようにすることです。

そこが、伸びる子と危ない子の大きな違いです。

京の算数学 解答#1499

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