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京の算数学問題#704
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
日本の教育は、平成から令和にかけて大きな変化を遂げています。
テクノロジーの進化、社会の変動、そして教育方針の変革により、子どもたちの勉強法も大きく変わりました。
一体平成と令和の勉強法はどのように変化したのでしょうか?
ITテクノロジーの活用
平成時代の勉強法
平成の初期から中期にかけては、勉強の主な手段は教科書、ノート、参考書でした。
インターネットの普及は進んでいたものの、まだまだ紙媒体が主流であり、パソコンやタブレットを使った学習は限られていました。
学校では黒板を使った授業が中心で、生徒は教科書を読み、ノートに書き写すスタイルが一般的でした。
私も学生時代は一般的なノートからルーズリーフをファイリングする、プリント学習など勉強法も手探りの中進めていました。
令和時代の勉強法
令和に入ると、テクノロジーの進化に伴い、勉強法もデジタル化が進みました。
特にコロナ禍を経てオンライン学習プラットフォーム、教育アプリ、電子教科書などが普及し、インターネットを活用した学習が主流となっています。学校でも電子黒板やタブレット端末が導入され、プリント+タブレットのようなハイブリット型の授業が増えています。また、AIを活用した個別指導や学習データの分析を通じて、効率的な学習が可能となっています。
学習環境の変化
平成時代の学習環境
平成の時代には、学校や塾、自宅での学習が主な環境でした。
塾や予備校は受験対策の重要な場所として位置づけられ、多くの生徒が通っていました。家庭での学習は、静かな場所で集中して行うことが推奨されていました。
令和時代の学習環境
令和に入ると、リモート学習やオンライン授業が一般化しました。
新型コロナウイルスの影響もあり、自宅でのオンライン授業が急速に普及しました。
これにより、場所に縛られずに学習できる環境が整いました。
また、映像授業もバリエーションが豊富でスタディサプリなどは学校でも導入されているところが増えており、自宅で授業をなん度も見返すことが可能になっています。
学習塾の様式も変化し、複数人が映像学習を中心に学習を進め2人ほどの講師が巡回をする自習型少人数授業も増えてきました。
教育方針とカリキュラムの変化
平成時代の教育方針
平成時代は、量をこなす教育が主流であり、受験対策においてもノートに100回書く!といった勉強法が重視されていました。
知識量を増やし、テストの点数がより重要視されていました。
しかし、これにより生徒のストレスや負担が増え、学ぶ楽しさを感じにくくなるという問題もありました。
令和時代の教育方針
令和に入ると、アクティブラーニングや探究学習といった新しい教育方針が導入されました。生徒が主体的に学ぶ姿勢を育てることが重視され、知識の暗記だけでなく、問題解決能力やクリエイティブな思考といった“自分で考える”ということが特に求められています。
また、SDGs(持続可能な開発目標)に関連する教育や、グローバルな視点を持った教育が推進されており知識をどう使うか?に焦点が当てられています。
量と効率化
平成と令和を比較して感じるのは量と効率化の比較です。
私は平成生まれですが、学校での勉強はどちらかといえば量を重要視されている時代でした。ただ、令和に入りいかに考えるか?質の高い教育を行うか?という部分に焦点が当てられ効率化が重要視されているような印象を受けます。
これ自体は正しいと思うものの「なんで単語を覚えないといけないのか?」「漢字なんて覚えなくても調べたら終わり」というある種の逃げのように効率化を使っている事も大いにあり得ると感じています。
平成時代の受験勉強を経て、今令和の受験指導をしているとやはり量も効率化もどちらも大事です。
たくさんの勉強量を映像授業やICT機器を使って効率化するとさらにたくさんの知識を得ることができます。
どちらが正しいでなく平成と令和の特徴を両方バランスよく取り入れることが大切なのです。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!