勉強の効率を高める!自律神経を整える5つの習慣 京の算数学#1070

京の算数学問題#1070

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算数学コラム

こんにちは。京都市中京区で「アイデア数理塾」を運営している油谷拓哉(ゆたに たくや)です。

「集中できない」「頭がボーっとする」「やる気が続かない」
このような悩みを抱えているお子さん、実は自律神経の乱れが原因かもしれません。

今回は、勉強のパフォーマンスを上げるために取り入れたい、自律神経を整える方法をご紹介します。

どれもお子さんでもすぐに実践できる方法なので、ぜひ参考にしてください。


自律神経とは? 〜心と体のバランスを保つ鍵〜

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つから成り立っています。

  • 交感神経:緊張・興奮・活動モード
  • 副交感神経:休息・回復・リラックスモード

この2つのバランスが取れていると、集中力や思考力が発揮されやすくなります。

しかし、ストレスや生活リズムの乱れによってこのバランスが崩れると、集中力低下やイライラ、疲労感につながります。

そこで、自律神経を整える習慣が、勉強効率アップのカギとなるのです。


1. 深呼吸で気持ちをリセット

深呼吸は、副交感神経を優位にして心を落ち着かせるシンプルで効果的な方法です。

深呼吸のやり方

  1. 背筋を伸ばし、椅子に深く腰掛ける
  2. 目を閉じてリラックスできる風景を思い浮かべる
  3. 鼻からゆっくり息を吸い、空気が肺に満ちる感覚を意識
  4. 口からゆっくり息を吐き、全身の力を抜く

これを3〜5回繰り返すだけでも、気持ちが落ち着き集中力が戻ってきます。

特に、呼吸が浅いお子さんは注意が必要。勉強の前後や、気持ちが落ち着かないときに取り入れてみましょう。


2. 軽い運動でストレス発散

運動は、自律神経のバランスを整える効果があります。

  • ウォーキング
  • ストレッチ
  • ラジオ体操

などの軽い運動は、交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズにしてくれます。

特に朝に少し体を動かすことで、1日のスタートがスッキリ。勉強への集中力も高まります。


3. 規則正しい生活リズム

自律神経を整える基本は、規則正しい生活です。

とくに重要なのは以下の2点。

睡眠

スマホやゲームのやりすぎによるブルーライトは睡眠の質を下げ、自律神経を乱します。

  • 寝る1時間前からはスマホ・ゲームを控える
  • できれば本や音楽など、リラックスできる習慣に切り替えましょう

食事

  • 朝食は必ず食べる
  • 1日3食、バランスよく
  • ビタミンB群、マグネシウムを含む食品を積極的に摂取(例:玄米、魚、豆類)

4. 電子機器の使用を見直す

スマートフォンやタブレットから発せられるブルーライトは、交感神経を刺激します。

結果として眠れなくなったり、イライラしたりしてしまいます。

現代では、タブレットで勉強する機会も多くなっていますが、お子さんによっては「紙の教材」の方が落ち着いて取り組めるケースもあります。

対策の一例

  • 勉強中は紙の教材をメインに使う
  • 休憩中は画面を見ず、目を休ませる
  • 寝る前は電子機器を使わず、照明を落としてゆっくり過ごす

5. リラックスできる環境をつくる

勉強に集中するには、心地よい環境づくりも大切です。

環境づくりの工夫

  • 照明を少し落とす(明るすぎない方が落ち着きます)
  • アロマを活用する(ラベンダー、ミントなど)
  • 整理整頓された机
  • リラックス音楽を流す

自分に合った「落ち着ける空間」を整えることで、副交感神経が優位になり、自然と集中できるようになります。


まとめ:自律神経ケアで学習効率を高めよう

自律神経が整うことで、集中力・記憶力・やる気が引き出され、勉強の効率がぐっと上がります。

今日からできる自律神経ケア

  • 深呼吸でリラックス
  • 軽い運動でリフレッシュ
  • 規則正しい生活習慣
  • 電子機器との上手な付き合い方
  • リラックスできる勉強環境づくり

まずはひとつでも取り入れてみてください。

以上、京都市中京区のアイデア数理塾・油谷拓哉(ゆたにたくや)がお届けしました!

算数がもっと好きになる環境、つくっていきましょう。


京の算数学 解答#1070

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