基礎づくりはとても大事 今日の数学#43

今日の問題#043

なかまはずれはどれ?の画像です。

今日のコラム

野球と算数・数学の関連性は非常に深いと感じている。

例えば、以前紹介した打率や防御率をはじめとして、今ではセイバーメトリクスなんていうものも野球界には導入されてきている。

数字やグラフで見える化して目標を分かりやすくすることで達成までのプロセスを明確にする。

野村監督が良く言っていた『ID野球』というのも、数学的に物事を考えてどうやって勝てる確率を上げるか?を追求していった結果だと思う。

さて、数字の効果はそれだけではない、今の時代スマホでYouTube検索したらフィジカル系のトレーニングや練習方はたくさん出てきます。ですが、メンタル面でのトレーニングや、土台づくりのためのトレーニングはあまり紹介されていないように感じます。

1日はどう頑張っても24時間しかないので、練習時の効率をどれだけアップさせるか?が鍵になる。

そこで必要な考え方が、「基礎」だ。

基礎は家の土台となるもの。高い建物や頑丈な建物を建てようとするならば、基礎がしっかりとしたものでないとすぐに倒壊してしまう。

だからこそ僕は基礎を教えているのだが、、、

ではどうやって鍛えたらいいか?

その1:計算能力を高める

計算能力は打率を上げるために必要なワーキングメモリや眼の動きを鍛える。
試合の時は0.何秒の高速判断が必要になるのだが、眼の動きやワーキングメモリ(脳の処理能力)が低いとついていくことができない。
授業でやる計算問題は実はパフォーマンスアップには打ってつけの基礎作りトレーニングになる。

簡単なチェックをしてみよう!

基礎作りトレーニングの図

1〜20までの数字があるこれを1から20まで探してみてほしい。
20秒以内にできればクリアです^^

その2:脳は否定言葉がわからない

「今から真っ赤なリンゴを想像しないでください!!」

おそらく想像したのではないでしょうか?きちんという通りにする人であれば一旦想像をしてから消したと思います。つまり、「〜しない」という言葉を脳は認識しません。
ですから、「緊張しないようにするために」と考えれば緊張するし、「打てないからどうしたら打てるのか?」と考えれば余計に打てなくなる。

そんな時は、肯定的な言葉に変える+具体的に言う癖をつけてみよう!

  • 「堂々と打席に立っている」
  • 「ヒットを2本打つ」など

イメージをまず作る。
そこからやることを決めていけばいい。
頭の中に少しでもマイナスなイメージがあるとそっちに引っ張られるのでパフォーマンスがおちる。これが考え方の基礎づくり。

練習のやり方はひとそれぞれ。
その人に合ったやり方を探すためにはまず基礎づくりからの方が早い。
是非一度チャレンジしてみてください

以上!京都市中京区のアイデア数理塾、油谷がお届けいたしました!

今日の解答#043

仲間はずれを探せの答えの画像です。

2×1×1=2 そのほかは3でした!

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