数学コラムの目次
- 1 京の算数学問題#1458
- 2 アイデア数理塾はこちら
- 3 算数学コラム
- 4 京の算数学 解答#1458
- 5 おすすめの算数学ブログ
京の算数学問題#1458

アイデア数理塾はこちら
算数学コラム
夏休みが終わるころ、学力に差がついたように感じることがあります。
「毎日長時間勉強した子が伸びるの?」
「夏期講習にたくさん通えば安心?」
「うちの子は部活や遊びもあるけれど大丈夫?」
夏休みは、学校の授業が止まるぶん、過ごし方の違いが出やすい時期です。
ただし、差がつく子は、必ずしも一日中勉強しているわけではありません。
塾で子どもたちを見ていると、伸びる子にはいくつか共通する習慣があります。
今回は、夏休みに差がつきやすい子の5つの習慣を紹介します。
1. 勉強を始める時間がだいたい決まっている
夏休みは、学校がないため生活のリズムが崩れやすくなります。
朝起きる時間が遅くなり、宿題は「あとでやる」。
気づけば夕方になり、そのまま一日が終わることもあります。
一方で、伸びる子は、
- 朝ごはんのあと
- 午前10時から
- 昼食前
- 習い事から帰ったあと
など、勉強を始める時間がだいたい決まっています。
毎日完璧に同じ時刻でなくても構いません。
大切なのは、勉強を気分任せにしないことです。
「やる気が出たら始める」よりも、「この時間になったら始める」と決めた方が、学習は続きやすくなります。
2. 一日にやる量を小さく決めている
夏休みに最初から大きな計画を立てても、途中で続かなくなることがあります。
たとえば、
「毎日3時間勉強する」
「問題集を全部終わらせる」
という目標は、分かりやすい反面、負担が大きくなりやすいです。
伸びる子は、
- 計算を10問
- 英単語を15個
- ワークを2ページ
- 間違えた問題を3問直す
など、今日やることを小さく決めています。
やる量が見えると、始めやすく、終わりも分かります。
夏休みは長いからこそ、たくさんやる日を作るより、無理のない量を積み重ねることが大切です。
3. 分からない問題をそのままにしない
夏休みの宿題や問題集を「終わらせること」が目標になると、分からない問題を飛ばしたり、答えを写したりしやすくなります。
見た目では進んでいても、苦手は残ったままです。
伸びる子は、分からなかった問題に印をつけたり何かの形で直しをしています。
そして、
- 解説を読む
- もう一度解く
- 家族や先生に質問する
- 数日後に解き直す
という行動につなげています。
分からない問題があること自体は問題ではありません。
大切なのは、分からないまま終わらせないことです。
夏休みは授業が先に進まないため、つまずいている単元に戻りやすい時期でもあります。
4. 復習と先取りの順番を間違えない
夏休みになると、「次の学期の内容を先取りした方がよいのでは」と考える方もいます。
先取りが合う子もいますが、苦手が残っている状態で先に進むと、理解がさらに不安定になることがあります。
伸びる子は、まずこれまでの学習を確認します。
たとえば小学生なら、
- 計算
- 分数・小数
- わり算
- 文章題
- 単位
中学生なら、
- 正負の数
- 文字式
- 方程式
- 関数
- 前学期のテスト範囲
などです。
土台が整ってから先取りをすると、新しい内容も理解しやすくなります。
夏休みに差がつくのは、難しい問題をたくさん解いた子だけではありません。
自分に必要な復習を選べた子も、その後に伸びやすくなります。
5. 勉強以外の生活も大きく崩さない
学習習慣は、勉強時間だけで決まりません。
- 寝る時間が毎日遅い
- 朝なかなか起きられない
- 食事の時間がばらばら
- 一日中スマートフォンやゲームを見ている
という生活が続くと、勉強を始めようとしても集中しにくくなります。
伸びる子は、旅行や行事を楽しみながらも、生活を大きく崩しません。
毎日早起きを徹底する必要はありませんが、
- 起きる時刻を大きくずらさない
- 午前中に一度は机に向かう
- 夜更かしを続けない
- 体を動かす
といった基本が保たれています。
夏休み明けに学校生活へ戻りやすいことも、大きなメリットです。
差がつくのは「勉強時間」だけではない
夏休みの学習というと、何時間勉強したかが気になります。
しかし、塾で見ていると、時間が長くても伸びにくいケースがあります。
たとえば、
- ノートをきれいにまとめるだけ
- 答えを写してワークを終わらせる
- 分からない問題を飛ばす
- 丸つけを後回しにする
- 計画だけ立てて実行しない
といった場合です。
反対に、時間はそれほど長くなくても、
- 毎日少しずつ取り組む
- すぐに丸つけする
- 間違いを直す
- 苦手に戻る
ことができれば、学習の中身は濃くなります。
差がつくのは、勉強時間の長さよりも、毎日の学び方の違いです。
小学生の夏休みで意識したいこと
小学生の場合は、長時間勉強するよりも、勉強を生活の中に入れることを目指します。
目安としては、
- 低学年:10〜20分程度
- 中学年:20〜30分程度
- 高学年:30〜45分程度
から始めてもよいでしょう。
ただし、宿題の量やその日の予定によって調整して構いません。
おすすめは、
- 学校の宿題
- 計算や漢字などの基礎
- 間違い直し
- 自由研究や読書
の順で進めることです。
一度に全部やらず、午前と午後に分けても問題ありません。
中学生の夏休みで意識したいこと
中学生は、部活動や夏期講習があるため、時間があるようで意外と忙しいものです。
その中でも、
- 学校ワークを早めに進める
- 前学期のテストを解き直す
- 数学と英語を毎日少しずつ続ける
- 分からない単元を質問できる状態にする
ことを意識したいところです。
特に中2・中3は、夏休みの過ごし方がその後の定期テストや高校受験に影響しやすくなります。
「何時間やるか」だけでなく、「何をできるようにするか」を決めることが大切です。
保護者ができるサポート
夏休み中、保護者が毎日細かく管理すると、親子ともに疲れてしまうことがあります。
すべてを管理するよりも、
「今日は何をする予定?」
「終わったらどこを確認する?」
「分からない問題は残しておいてね」
と、最初の確認と最後の振り返りをする方が、本人の主体性につながります。
また、できなかったことだけでなく、
「今日は自分から始められたね」
「間違い直しまでできたね」
と、行動を具体的に認めることも大切です。
夏休みに避けたい3つのこと
最初から予定を詰め込みすぎる
細かすぎる計画は、一度崩れると立て直しにくくなります。
予備日や休む日も入れておきましょう。
苦手な問題だけを長時間やらせる
苦手の復習は必要ですが、できない問題ばかり続くと、勉強への抵抗感が強くなります。
できる問題も混ぜることが大切です。
他の子の勉強量と比べる
夏期講習の日数や問題集の冊数は、その子に合っているとは限りません。
本人に必要な学習ができているかを見ましょう。
京都・中京区で夏休みの学習に悩んでいる方へ
アイデア数理塾では、夏休みだからといって、全員に同じ量や同じ進め方を求めていません。
- どの単元で止まっているか
- 基礎に戻る必要があるか
- 一人で進められる内容は何か
- どこでサポートが必要か
を確認します。
勉強のやり方を伝えたうえで、宿題やペースは少しずつ本人に任せていきます。
夏休みは、問題をたくさん解くためだけではなく、自分に合った学び方を整える機会にもなります。
まとめ 夏休みで差がつく子は、特別なことより基本を続けている
塾で見てきた、夏休みに伸びやすい子の習慣は次の5つです。
- 勉強を始める時間がだいたい決まっている
- 一日にやる量を小さく決めている
- 分からない問題をそのままにしない
- 復習と先取りの順番を間違えない
- 生活リズムを大きく崩さない
夏休みで差がつくのは、毎日何時間も勉強した子だけではありません。
短い時間でも、やることを決め、間違いを直し、必要な復習を続けた子は、夏休み明けの学習に入りやすくなります。
京の算数学 解答#1458





