数学コラムの目次
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京の算数学問題#1477

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算数学コラム
「スマホばかり見ていて、なかなか勉強しない」
「取り上げると不機嫌になる」
「時間を決めても、結局守れない」
小学生・中学生のスマホ時間について、悩んでいる保護者の方は多いと思います。
勉強時間が減る。
寝る時間が遅くなる。
会話が減る。
注意すると親子げんかになる。
そうなると、つい「スマホ時間を減らさないと」と考えたくなります。
もちろん、スマホの使いすぎには注意が必要です。
ただし、いきなりスマホ時間だけを減らそうとしても、うまくいかないことがあります。
大切なのは、スマホを取り上げることより先に、家庭の中で、いつ何を優先するのかというルールを整えることです。
スマホ時間だけを減らそうとすると、うまくいきにくい理由
スマホ時間を減らそうとするとき、よくあるのが、
「今日から1時間まで」
「勉強が終わるまでスマホは禁止」
「守れないなら取り上げる」
というルールです。
もちろん、必要な場面もあります。
ただ、子どもからすると、急に自由を奪われたように感じることがあります。
その結果、
- 隠れて使う
- 親の目を盗んで見る
- ルールを守ったふりをする
- 注意されるたびに不機嫌になる
- 勉強そのものを嫌がる
ということが起こりやすくなります。
スマホを減らすことだけが目的になると、親子の会話が「使った・使っていない」の確認ばかりになってしまいます。
まず整えたいのは「家庭で何を大切にするか」
スマホのルールを決める前に、家庭で何を大切にしたいのかを整理する必要があります。
- 睡眠時間を守る
- 宿題を終わらせる
- 家族の会話の時間を作る
- 食事中は画面を見ない
- 学校の準備を自分でする
- 朝に慌てない生活を作る
などです。
スマホ時間を減らすこと自体が目的ではありません。
本当の目的は、生活や学習のリズムを整えることです。
「スマホをやめなさい」ではなく、
「まず睡眠を守ろう」
「宿題が終わる流れを作ろう」
「食事中は家族で話せる時間にしよう」
と考える方が、ルールが作りやすくなります。
ルール① スマホを使わない時間を決める
最初に決めたいのは、使ってよい時間よりも、使わない時間です。
- 食事中
- 宿題中
- 入浴中
- 寝る前30分
- 朝の登校準備中
- 家族で話している時間
などです。
「1日何時間まで」と決めるより、生活の中でスマホを置く場面を決める方が分かりやすい子もいます。
特に、寝る前と朝の時間は大切です。
寝る直前までスマホを見ていると、寝る時間が遅くなりやすくなります。
朝にスマホを見始めると、準備が進まなくなることもあります。
まずは、家庭の中で「ここでは使わない」という時間を決めてみましょう。
ルール② スマホの置き場所を決める
スマホのルールで大切なのは、時間だけではありません。
置き場所も大切です。
たとえば、
- 勉強中はリビングに置く
- 夜は親の近くで充電する
- 食事中は別の部屋に置く
- 寝室には持ち込まない
- 宿題が終わるまでは机の上に置かない
などです。
子どもの意思だけでスマホを見ないようにするのは、簡単ではありません。
目の前にスマホがあると、通知が来ていなくても気になります。
「見ないようにしなさい」と言うより、見えない場所に置く方が現実的です。
これは子どもの意志が弱いという話ではありません。
集中しやすい環境を作るということです。
ルール③ 勉強前の流れを決める
スマホ時間の問題に見えて、実は勉強の始め方が決まっていないこともあります。
「勉強しなさい」と言われても、
- 何から始めるのか
- どれくらいやるのか
- どこまで終わればよいのか
- 分からない問題はどうするのか
が見えていなければ、子どもはスマホに戻りやすくなります。
勉強前には、次の流れを決めておくと始めやすくなります。
- 今日やる宿題を確認する
- 最初にやるものを一つ決める
- スマホを決めた場所に置く
- 10分だけ始める
- 終わったら丸つけや確認をする
最初から長時間を目標にしなくても構いません。
大切なのは、スマホを置いたあとに何をするかが決まっていることです。
ルール④ 「勉強が終わったらスマホ」だけにしない
「勉強が終わったらスマホを使っていい」というルールは、分かりやすいです。
ただし、それだけだと子どもにとって、勉強がスマホのための作業になりやすくなります。
急いで宿題を終わらせる。
答えを写して終わったことにする。
丸つけや解き直しをしない。
とにかく早くスマホに戻ろうとする。
こうなると、勉強の中身が残りにくくなります。
「終わったらスマホ」ではなく、
- 宿題を終える
- 丸つけをする
- 間違いを1問直す
- 明日の準備をする
- その後に自由時間
というように、学習の完了を具体的に決めることが大切です。
ルール⑤ 親子で決める
スマホのルールを保護者だけで決めると、子どもは「押しつけられた」と感じやすくなります。
もちろん、すべてを子どもの自由にする必要はありません。
ただし、ルールを決めるときには、子どもの意見も聞いてみましょう。
「どの時間ならスマホを置けそう?」
「勉強中はどこに置くのがよさそう?」
「寝る前は何分前にやめる?」
「守れなかったときはどうする?」
本人が少しでも関わって決めたルールは、守る意識が生まれやすくなります。
親が管理するだけでなく、本人が自分の使い方を考えることも大切です。
ルール⑥ 守れなかったときの対応を先に決める
スマホのルールは、一度決めても守れない日があります。
そのたびに感情的に叱ると、親子げんかになりやすくなります。
大切なのは、守れなかったときの対応を先に決めておくことです。
- 翌日は使用時間を短くする
- 夜の充電場所を変える
- 勉強中は親に預ける
- 次の日にルールを見直す
- 使い始める前にタイマーをセットする
などです。
「守れなかったら怒る」ではなく、
「守れなかったらこうする」と決めておくと、対応に一貫性が出てきます。
罰を与えることより、次に守りやすい形に整えることが大切です。
ルール⑦ 保護者も一緒に画面時間を見直す
子どもにスマホの使い方を注意しているとき、保護者自身のスマホ時間も見られています。
子どもは、
「お母さんも見ている」
「お父さんも食事中にスマホを触っている」
「自分だけ言われるのは不公平」
と感じることがあります。
もちろん、大人のスマホ利用には仕事や連絡も含まれます。
ただ、家庭のルールとして決めるなら、大人もできる範囲で合わせることが大切です。
- 食事中は大人もスマホを置く
- 寝る前は親も画面時間を減らす
- 家族で話す時間は通知を見ない
- 子どもに注意する前に、自分の使い方も振り返る
ということです。
子どもだけを管理するより、家族全体のルールとして考える方が受け入れやすくなります。
ただお仕事の連絡など大人にも様々な事情があるかとおもいますのであくまで無理せず。
スマホを禁止するだけでは、勉強するようになるとは限らない
スマホを取り上げれば、その時間は空きます。
しかし、その時間に子どもが自然に勉強するとは限りません。
スマホを使えなくなっても、
- 何を勉強すればよいか分からない
- 分からない問題でやる気を失う
- 勉強への苦手意識がある
- 始める習慣がない
- 親への反発が強くなる
という場合は、勉強には向かいにくいです。
スマホを減らすことと、勉強できるようになることは別の問題です。
だからこそ、スマホの制限と同時に、勉強の始め方も整える必要があります。
勉強しない原因がスマホだけとは限らない
スマホばかり見ているように見えても、背景には別の理由があることがあります。
- 宿題が難しい
- 何から始めればよいか分からない
- 間違えるのが怖い
- 学校で疲れている
- 勉強しても結果が出ない
- 親に注意されるのが嫌
- 生活リズムが崩れている
スマホは、勉強しない原因というより、逃げ場になっている場合もあります。
その場合、スマホだけを取り上げても、根本的には変わりません。
「スマホを減らす」だけでなく、
「勉強のどこで止まっているのか」
「生活のどこが乱れているのか」
を見ることが大切です。
スマホ時間を減らす前に確認したいこと
家庭でルールを作る前に、次の点を確認してみましょう。
- 寝る時間は遅くなっていないか
- 朝の準備に影響していないか
- 宿題の開始時間は決まっているか
- 勉強中にスマホが近くにあるか
- 食事中もスマホを見ていないか
- 親子の会話が注意ばかりになっていないか
- 勉強の内容で困っていないか
- ルールが曖昧になっていないか
スマホ時間そのものよりも、生活全体への影響を見ることが大切です。
子どもに伝えたいのは「スマホが悪い」ではない
スマホは、悪いものではありません。
友達との連絡、調べもの、動画、音楽、学習アプリなど、役立つ使い方もあります。
大切なのは、スマホを使うこと自体を否定するのではなく、使い方を考えることです。
「スマホはだめ」ではなく、
「寝る時間を守るために、夜はここまでにしよう」
「宿題中は集中するために、別の場所に置こう」
「食事中は会話の時間にしよう」
と、理由を伝えることが大切です。
理由が分かると、子どもも少しずつ納得しやすくなります。
年齢別に考えたいスマホルール
小学生
小学生は、自分で時間を管理するのがまだ難しいことがあります。
そのため、
- 親の見える場所で使う
- 寝室に持ち込まない
- 使う時間帯を決める
- アプリや動画の内容を一緒に確認する
- 勉強中は必ず別の場所に置く
など、大人のサポートが必要です。
小学生には、細かい時間管理よりも、生活の中で使う場面・使わない場面を分ける方が分かりやすいことがあります。
中学生
中学生になると、友達との連絡や部活動の予定などでスマホを使う場面が増えます。
そのため、完全に親が管理するだけでは難しくなります。
中学生には、
- テスト前の使い方
- 夜の終了時間
- 勉強中の置き場所
- SNSの使い方
- 通知の切り方
- 使用時間の振り返り
などを一緒に決めることが大切です。
中学生は、管理されるほど反発することもあります。
一方で、完全に自由にすると生活が崩れることもあります。
管理と放置の間で、本人が自分の使い方を考える機会を作ることが必要です。
ルールは一度決めたら終わりではない
スマホの使い方は、学年や生活の変化によって変わります。
小学生のときに合っていたルールが、中学生では合わないこともあります。
また、
- テスト前
- 長期休み
- 受験期
- 部活動が忙しい時期
- 体調を崩している時期
によっても調整が必要です。
ルールは守らせるだけでなく、見直すものです。
「最近このルールでうまくいっている?」
「どこが守りにくい?」
「変えるならどこを変える?」
と、定期的に話し合えるとよいでしょう。
京都・中京区で家庭学習とスマホ利用に悩んでいる方へ
アイデア数理塾では、スマホ時間だけを見て「勉強しない」と判断するのではなく、
- 勉強の始め方が分かっているか
- 宿題や学習ペースを自分で確認できるか
- 分からない問題で止まっていないか
- 生活リズムが崩れていないか
- 家庭のルールが本人に伝わっているか
を大切にしています。
勉強のやり方を伝えたうえで、少しずつ本人に任せることが、自分で学ぶ力につながります。
京都市中京区・烏丸御池周辺で、小学生・中学生の家庭学習やスマホとの付き合い方に悩んでいる方は、スマホを減らす前に、まず学習の流れと家庭のルールを整えてみることが大切です。
まとめ スマホ時間を減らす前に、家庭のルールを整える
スマホ時間を減らすことは大切です。
ただし、いきなり時間だけを制限しても、親子げんかになったり、隠れて使ったりすることがあります。
先に整えたいのは、
- スマホを使わない時間
- スマホの置き場所
- 勉強前の流れ
- 学習が終わった状態
- 守れなかったときの対応
- 家族全体の画面ルール
です。
スマホを悪者にするのではなく、
生活と学習を守るために、どう使うかを親子で決めることが大切です。
スマホ時間を減らすことが目的ではありません。
子どもが自分で学び、休み、生活を整えられるようにするためのルールを、家庭で少しずつ作っていきましょう。
京の算数学 解答#1477





