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京の算数学問題#1407

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算数学コラム
当学習塾でも1番に耳にするお悩みが
「途中式を書かないんです」というものです。
- 頭の中だけで計算する
- ノートに答えしか書かない
- 何度言っても式を書こうとしない
私も長年教育業界にいるので実感として感じています。
なぜ途中式を書かない子が増えているのか
①スピード重視の意識が強い
「早く終わらせたい」
「速い方がすごい」
という意識から、
書く=時間がかかる
と感じて省いてしまうことがあります。
②タブレット・デジタル学習の影響
最近は、
- タブレット学習
- 自動採点
- 選択式問題
が増えています。
さらに日常的な娯楽もショート動画をはじめとする自分が望むものがすぐに手に入る状態の物が多く、言い換えるとすぐに答えが手に入る環境になっています。
その傾向が学習にも出ているのだと思います。
③途中式の意味が分かっていない
「書きなさい」と言われても、なぜ必要か分からないと、形だけになりやすいです。
そしてどこまでが途中式なのか?分かっていないケースも多いです。
④小学校での書き方習慣の差
プリント学習も増えてきていますので、ノートを書く習慣があまりありません。
- ノート指導
- 書き方の習慣
に差があると、中学で影響が出ます。
⑤「できるから大丈夫」という思い込み
一見できているようでも、
- ミスが多い
- 応用で一気に点数がとれなくなる
ケースは少なくありません。
途中式を書かないと起こること
■ミスが増える
途中を省くと、計算ミスに気づけない状態になります。
■見直しができない
どこで間違えたか分からないため、改善しにくくなります。
■応用問題に弱くなる
途中式は「考え方の流れ」です。
これがないと、複雑な問題に対応しづらくなります。
■テストで減点されることもある
特に高校の定期テストでは、途中式で部分点が入ることもあります。
証明問題が苦手な子ほど途中式を雑にすましている傾向もあります。
改善するためのやさしい方法
①「全部書く」ではなく「必要な部分を書く」
いきなり完璧を目指すと負担になります。
まずは、
- 計算の途中
- 分岐する部分
だけでもOKです。
②なぜ必要かを伝える
「書きなさい」ではなく、
ミス減るよ
見直ししやすいよ
と意味を伝えることも大切です。
③ミスした問題だけ書かせる
全問ではなく、間違えた問題だけ途中式を書くでも効果があります。
④ノートを一緒に見直す
- どこでミスした?
- ここ書いてたら防げたね
と振り返ることで理解が深まります。
保護者ができる関わり方
①強制しすぎない
「絶対書きなさい」は逆効果になることもあります。
②成功体験を作る
途中式を書いて正解できた経験が増えると、自然と定着します。
③「考え方」に目を向ける
答えよりも、「どう考えたか?」を聞くことで意識が変わります。
中京区・烏丸御池で数学の学び方に悩む方へ
途中式は、単なる書き方ではなく「考え方の整理」です。
アイデア数理塾では、
- 書く意味を理解する指導
- ミスを減らすノートの使い方
- 思考力を伸ばす学習
を大切にしています。
まとめ 途中式は「考えた跡」を残すもの
途中式を書かない子が増えている背景には、
- スピード重視
- デジタル学習
- 意味理解の不足
があります。
ただ、途中式は
ミスを減らす
思考を整理する
応用力を伸ばす
ためにとても大切です。
無理に書かせるのではなく、少しずつ意味を理解しながら習慣にしていけると安心です。
京の算数学 解答#1407




