算数で”ひらめき力”をきたえるには?? 京の算数学#702

京の算数学問題#702

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

算数のひらめき力は、問題解決の柔軟な思考やアイデアを生み出す力です。

この力を高めることで、算数の成績向上だけでなく、日常生活の様々な場面でも役立ちます。ここでは、算数のひらめき力を鍛えるための具体的な方法とアプローチについて紹介します。

パズルやクイズで楽しむ

パズルやクイズは、算数のひらめき力を鍛える絶好のツールです。以下のような活動を取り入れてみましょう。

ナンプレやクロスワードパズル

数字の配置や組み合わせを考えることで、論理的思考が鍛えられます。

比較的安くドリルが販売されているので書店で手に取ってみるのもおすすめです!

魔法陣や算数パズル

数字の配置やパターンを見つけるパズルは、柔軟な思考を促します。

魔法陣は縦横斜め全て足して同じ数にならねばならずワーキングメモリも強化できます。

算数パズルは図形から穴埋めまで幅広いラインナップがあります。

計算タイムアタック

時間内に解く計算問題や、条件付きの数式を解くクイズは、瞬発的なひらめきを必要とします。

これらのアプローチを通じて、楽しく算数のひらめき力を鍛えることができます。

日常生活の問題に取り組む

実生活の中で、算数を活用することでひらめき力が鍛えられます。以下のような場面で算数を活用してみましょう。

買い物の計算

合計金額やお釣りを計算する際に、暗算を用いたり、割引を計算したりします。

料理のレシピ

レシピの分量を調整する際に、比例や割合の計算を行います。

旅行の計画

距離や時間、費用の計算を通じて、算数の応用力を高めます。

実生活での算数の重要性を感じながら、ひらめき力を鍛えることができます。

ポイントは子ども主体で考える事です。

自発的な学びは学習の定着率がアップします。

問題解決のステップを学ぶ

算数の問題を解く際には、問題解決のステップを踏むことも重要です。

このステップを意識することで、ひらめき力が自然と養われます。

問題を読む

問題文を丁寧に読み、何が問われているのかを正確に把握します。

情報を整理する

問題に含まれる情報を整理し、必要なデータや条件を抜き出します。

計画を立てる

どのように解くかの計画を立て、解法の手順を考えます。

計算する

計画に基づいて、実際に計算を行います。

答えを確認する

答えが問題の条件に合っているかを確認し、見直します。

このプロセスを繰り返し練習することで、問題解決力とひらめき力が向上します。

社会人がよくいうPDCAサイクルがこれにあたります。

多角的なアプローチを試す

算数の問題を解く際には、複数のアプローチを試みることが有効です。

異なる視点から問題を見ることで、新たなひらめきを得ることができます。

図を描く

問題を視覚化することで、見えなかった関係性やパターンが見えてきます。

具体例を考える

抽象的な問題を具体的な数値に置き換えてみることで、理解が深まります。

逆算を試みる

答えから逆算してみることで、問題の解法が見つかることがあります。

これらの方法を使って、多角的にアプローチする習慣を身につけましょう。

例えば分数の計算も1/3+1/2=2/6+3/6=5/6という通常の解き方以外にも、全体を6倍し2+3=5とした後6で割れば5/6となるように同じ問題でもさまざまな解法があります。

グループでの学習

他の人と一緒に学ぶことで、新しい視点やアイデアが得られやすくなります。

グループでの学習を通じて、ひらめき力を鍛える方法をいくつか紹介します。

ディスカッション

問題について意見を交換し、異なるアプローチを学びます。

共同作業

一つの問題を協力して解くことで、チームワークと問題解決力が養われます。

他の人との学習を通じて、新たなひらめきを得ることができます。

これらは親子で取り組んでも面白いと思います。

他人の意見や発想に耳を傾ける事は算数のひらめき力だけでなく、精神的にも成長できます。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#702

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