勉強がたのしくなる5つのアプローチ 今日の数学#433

今日の数学問題#433

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数学コラム

「どうせなら楽しく勉強してほしい!」
私が塾を開いてから最も多くお聞きしたご意見です。

もちろんある程度の厳しさも勉強には必要だと思いますが、
まず勉強の導入という段階では楽しさが最も重要だと私は考えています。

今日は勉強を楽しくするための5つのアプローチ方法をご紹介いたします。

目標とごほうびを設定しよう!

今日は算数ドリルを何ページという量の目標設定はみんなするんですが、時間の目標設定はあまり聞きません。実はここに目標設定の落とし穴があります。
時間内に終わらせることが求められているので、必ず時間と量を目標に設定しましょう。例えば2ページを30分でなどです。
目標設定に時間を組み込むことは自分のスピードを把握するのにも役立ちますし、数字で成長が見れるのでおすすめです。
そして達成したらご褒美で、モチベーションを高めることができます。
例えば、算数ドリルが目標通り終わったら晩御飯に好きなメニューを1つ追加!などです。ご褒美と言ってもそんなに大きくは考えないでください。
すごいね!と褒めることもご褒美になります。

ゲーミフィケーションを取り入れよう!

ゲーミフィケーションとは、ゲームの仕組みを学習に応用する方法です。
学習をゲーム化することで、楽しみながら効果的に学ぶことができます。
よくある学習アプリでは、クイズ、ポイント、ランキングなどの要素を取り入れて学習体験をゲームのようなものにすることがあります。
もちろんアプリの活用も有効ですし、完了したらシールを貼る、ハンコを押すなどもゲーミフィケーションです。

興味関心を刺激しよう!

自分の興味関心に基づいて学習することで、より楽しみながら学ぶことができますし、学習への意欲が高まります。
また、学習を日常生活や自分の趣味・関心事に結びつけることも効果的です。例えば、算数で足し算を勉強したらお金の計算にチャレンジしてみるのもいいでしょう。子どもの発達においては親のお手伝いはとても重要です。
晩御飯のおつかいを頼むことも重要な学習です。

一緒に勉強してみよう!

時には一緒に勉強に参加してみましょう!
例えば一緒に算数ドリルを解いてみたり、100マス計算などを競い合ったり。勉強を通してのコミュニケーションを図り、場の共有を通して子ども達のモチベーションも上がってきます。
また、お友達との宿題会も良い効果を生むでしょう。
意見交換や相互のサポートを通じて、学習の理解を深めることができます。

勉強に意味を持たせる

子どもは人の意見を押し付けられる事を嫌います。
私も生徒からよく「何のために勉強するの?」と聞かれますが、基本的には答えません。
なぜかというとそれは私の意見であって生徒が納得することは決してないからです。彼らのその質問の真意はおそらく別のところにあります。


「僕は僕なりの意見はあるけどあなたはあなたの意見を考えてね」
「意味がないと思ったものは意味がなくなるよ」
ということだけ伝えています。

勉強というのは自分自身の中で意味づけができて初めてやろう!と思えるものです。意味を持たせることは楽しく勉強するための最終仕上げであるとも言えます。

今日の数学 解答#433

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