数学コラムの目次
今日の数学問題#394
数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
今日はよくご質問いただく「勉強って何時間したらいいの?」について解答していきます。
その中でも特に勉強時間によって差が出る中学受験について平均値を元にお話ししていきます。
小学生の学習時間「10分ルール」とは?
小学生の勉強時間として良く言われるのが「学年×10分」が最適な時間であると言うお話しです。
この根拠はアメリカの教育研究において全米教育協会や全米PTA団体も支持する論文があります。
ただし、これは中学受験には当てはまりません!
平日の勉強時間は3時間以上
株式会社スーパーウェブの調査によれば、塾がない日の全体の30%のご家庭は1〜2時間勉強時間を確保していると言う事です。
私もこの業界に学生時代より身を置き中学受験は平日最低でも3時間は必要だと言ってきました。誰が言ったかはわかりませんがこれが塾業界でいう常識なのでしょう。
休日の勉強時間は最低5時間以上
中学受験をする生徒は土日も塾へ行ってる事が多いのですが、学校に行っている時間を考えると最低でも5時間は勉強をしたいところです。
受験が近づくにつれ勉強時間は増え、10時間に及ぶこともあります。
ちなみに私は大学受験の時で土日は15時間はやっていました。
合格の秘訣は時間だけに限らない
もちろん勉強時間を確保する事は大切ですが、勉強時間を確保したからと言って100%受かるか?と言われれば難しいです。
必死に努力していかに受かる確率を上げていくのか?ととらえましょう。
また、勉強時間だけが実績になるのは避けたいところです。
受かるために勉強時間を確保しているわけですからどれだけ理解できたか?も大切な要素です。
とはいえ、まずは質より時間重視
良くこのお話をすると質を重視しているというご意見も得られます。
もちろんその通りだと思う一方で、質を追求できるようになるのは量をこなした後だと思うのです。
勉強時間を確保して取り組んでいった先に見えてくるのが質の向上です。
なのでまずは時間を意識して取り組みその上で効率化を図りましょう。
成績は努力すれば必ず上がる
ここが難しいところなのですが、「努力が実らない」わけではなくて、「期限までに間に合わない」が正しいのです。
どうしても決められた受験日がありますから、それまでに努力を重ね目標値まで持っていかないといけないから難しいのです。
それを乗り越えるためには、量をこなすことと、できるだけ早く計画的に受験勉強を始める事が大切です。
皆さんの合格を心よりお祈り申し上げます。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!