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今日の数学問題#368
数学ブログ
ポケモンって面白いですね。
最近ポケモンSVの新作カードが発売されたみたいで、塾の生徒たちもポケモンカード好きが多く、その話題で持ちきりの今日この頃。
僕も小学生の時はハマっていたな〜とほのぼのしていました。
小学生の時はゲームが大好きで今も好きなんですが、最近はポケモンSVを暇な時にコツコツと進めています。
今回のポケモン面白いですね!学園が舞台で初のオープンワールドの試み。
実は学園では授業も受けることができるのです。
そこで話題になっているのが数学の授業です。
これが結構難しい。
今日は話題のモンスターボール算についてお話ししていきます。
モンスターボール算とは?
【問題】
200円のモンスターボールを2000円で買えるだけ買うとすると最大でいくつボールが手に入るでしょう?
これは作中の数学教師タイム先生が出してくる問題です。
ちなみに答えは11個です。
2000円÷200円じゃないの?!
普通はそう思います笑
私もこの問題を出された時は2000円÷200円=10個だと思いました。
ですが答えは11個。
この謎はゲームのシステムにあります。
ポケモンの世界ではモンスターボールを10個買うとおまけとしてプレミアボールが1個もらえます。
それゆえ10個+1個で11個が答えなんですね。
文章題の苦手な小学生の特徴
最近の問題の解き方を見ていると特に文章題を読まずに解答し正解している生徒をよく見かけます。
それもそのはず小学生は単元別テストなので掛け算の範囲では掛け算の問題しか出てきませんので、文章題に書いてある数字を適当にかけても正解できてしまうのです。
今回の問題もモンスターボールは何個?ではなくボールは何個?と聞かれていますよね。
モンスターボールの数を聞かれたのなら10個で正解ですが、ボールの数を聞かれているので11個が正解なのです。
このような思い込みによる間違いは算数の文章題では多々あります。
時間をかけてもいいのでまずはきちんと文章を読むところから始めましょう。
意味がわからなければ図を書きイメージがつきやすいように練習しましょう。
文章題も練習を積み重ねれば必ず解けるようになりますし、同様に読解力も身につきます。
ポケモンのゲームでハッとさせられた瞬間でした。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!