苦手克服は非効率?! 才能を伸ばす教育法とは? 今日の数学#248

今日の数学問題#248

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今日の数学コラム

子どもの才能をどうやって伸ばそう?

そう考えたとき、

「もっとここができたら」

「もっと綺麗に字が書けたら」

そう考えて苦手克服ばかりをさせてしまう。

そんなことはないでしょうか?

もちろん正しいこととは思います。

苦手を克服してこそ見える景色もあります。

ですが、才能を伸ばすことで何を得て欲しいのか?

大事な視点を思い出してみましょう。

才能ってなに?

才能と辞書で調べてみると、ある個人の素質や訓練によって発揮される物事を成し遂げる力とあります。

つまり、素質=先天的なもの、訓練によって身につく=後天的なものの2種類があると考えられます。

言い換えると変えられない部分と変えられる部分があるということなのです。

おそらく努力をすれば青天井的に能力が伸びるか?と言われればそんな事はないでしょう。

ある程度人は限度が決まっています。

大事なのは才能を伸ばす事でどうなって欲しいのか?という想いを認知する事です。

苦手克服で身につく能力

苦手克服はもちろん大切ですし、必要な事ですが苦手を克服するためにはある程度の自信が必要なのです。

私も自信がない時は全くダメでしたが、独立しよう!と決意し行動を始めたのは「自分にもできるかもしれない」と小さな自信が芽生えたからでした。

その上で苦手克服に取り組めば挑戦した事によるフィードバックが得られますし、粘り強く取り組む力が身に付きます。

さらに苦手を克服すると自分が得意としている事も相乗効果で伸びていきます。

例えば僕は数学が得意で国語が嫌いでした。

大人になってから国語を勉強し、本を読み言葉の持つ力を体感してからは、面白いぐらいに数学の定理や公式の理解度が上がりましたし、数学の哲学という新たな視点を得る事ができました。

出る杭は出過ぎると打たれない

出る杭は打たれてしまうのが残念ながら今の現状です。

標準化というのは一見素晴らしいように見えますが、みんなの個性を潰しかねません。

少し出たぐらいの時は、大抵周囲に邪魔をされる事が多いですが、気にせず突っ切りましょう!

行き切れば何も言われなくなります。

学生時代はオール5が望ましいとされますが、社会で求められる力は1科目だけ5を通り越えて10ぐらいの突出した能力が求められているのです。

才能を伸ばすにはできることから伸ばす!

才能はその子が好きなもので時間を忘れるぐらい熱中できるものから伸ばしていくのが良いです。

例えば、レゴブロックに熱中しているとか、昆虫にやたらと詳しいとか、色んな事をやりたがるなども才能です。

まずは、とことん好きを伸ばしましょう!

そうすると自ずと成功体験を積む事ができ、自信もついてきます。

好きだからでき、好きだから効率よく成果が現れます。

才能を伸ばすにはまず好きなことから伸ばしましょう!

苦手はまずは放っておいても大丈夫です!

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!

今日の数学 解答#248

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