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京の算数学問題#057

算数学コラム
この問いに、近年のプロ野球・MLBはデータで答えを出し始めています。
その代表例が バレルゾーン(Barrel Zone) です。
バレルゾーンとは、
得点になりやすい「打球速度」と「打球角度」の組み合わせ
を指します。
この条件に入った打球は、
打率 .822、長打率 2.386
という、もはや異常とも言える数字を残します。
バレルゾーンの具体的な条件
基準となるのは次の2つです。
- 打球速度:158km/h以上
- 打球角度:26〜30度
この条件を満たすと、一気にホームラン確率が跳ね上がります。
さらに面白いのはここから。
打球速度が上がるほど、
許される「角度の幅」が広がっていくのです。
- 打球速度 158km/h → 角度 26〜30°
- 打球速度 186km/h → 角度 8〜50°
つまり、
速い打球を打てる選手ほど、多少角度がズレてもホームランになる
ということ。
これは完全に「力 × 数学」の世界です。
大谷翔平が異次元な理由
このバレルゾーンに入る確率で、
大谷翔平選手は22.3%(MLB全体1位)。
さらに、
- 平均打球速度:151.1km/h(MLB6位)
- 最高打球速度:191.5km/h
技術とパワーの両立が、数字ではっきり見えてきます。
ちなみに日本では
村上宗隆選手が約148.5km/h。
この差を見るだけでも、
MLBのフィジカルレベルの高さが分かりますね。
なぜプロは「フィジカルお化け」なのか?
投手が150km/hのボールを投げ、
打者が150km/h以上のスイングをする。
このとき、
ボールとバットの相対速度は300km/h超。
これを受け止めるためには、
- 下半身の強さ
- 体幹
- 手首(リスト)の強さ
- しなやかさ
すべてが必要になります。
テレビで見ると細く見える選手も、
実際に近くで見ると「別の生き物」です。
野球×数学×教育という視点
実はこの「バレルゾーン」の考え方、
これからの教育そのものでもあります。
近年の学習指導要領では、
- プログラミング
- データ分析
- 統計
が重視されるようになりました。
大切なのは「計算ができるか」ではなく、
- データを整理する力
- 関係性を見抜く力
- 相手に伝える力(プレゼン)
バレルゾーンはまさに数字を使って本質を可視化した例です。
まとめ:本質を見抜く力を育てたい
ホームランは偶然ではなく、
「条件」が揃った結果です。
勉強も同じで、
- やみくもに頑張る
- とりあえず量をこなす
よりも、
どこを押さえれば成果が出るのか?
を考えることが大切です。
アイデア数理塾では、こうした「本質を見る力」を大切に指導しています。
どうせ学ぶなら、バレルゾーンのように狙って成果を出す学びを。
以上、
京都市中京区のアイデア数理塾
油谷拓哉がお届けしました!
京の算数学 解答#057

1a(アール)は100m^2なので、2a=200m^2
なので2000m^2の方が大きい。


