「ライオンズの隅田投手が審判に注意された件について」#040

今日の問題#040

今日のコラム

ライオンズ隅田投手が審判に注意された件について

試合中に審判から「そのグラブ使えないよ」と指摘を受けたとの事。
野球ってまあルールが細かい。
特に日本の野球は道具の規定もめちゃくちゃ厳しい。

今年に入ってまず話題になったのはアマチュア野球の打者の装飾品(アームスリーブやリストガード、エルボーガード)の規定改定で、無地じゃないといけないとかアンダーシャツと同色とかルールが変更された。
これに関しては本当に意味がわからず、何の意図があるのか?と思ったが案の定、緩和された。

ただ、投手用のグラブは以前と厳しいままでそれもプロ野球とアマチュアと草野球では全然違う。まず共通ルールとして、白や銀などは使ってはいけない。ボールと同色なので打者を幻惑するからと言う理由だ。

そして、基本的には投手用グラブは1色でなければならない。
なので、今回の隅田投手のグラブは基本カラーが青で補給面がネイビーと明確に違う色を使用していたので規定に引っかかったということだ。

これに関しては2つ疑問がある。

1つ目 そもそも紅白戦じゃないの?という事

練習用のグラブとして派手なグラブを作って練習時に使用されている投手もいるので、これは紅白戦だからいいかと使用した可能性もあるわけで、ここまでニュースで取り上げる事なのかな?とも疑問に感じる。

もしかしたら本人がルールを知らない可能性もあるが、それはきちっと勉強してもらえばいい話で^^;
そもそも試合前に確認しとこうよ^^;とは思う反面、紅白戦であっても実戦に近い形を取るのは理解できるのだが厳しすぎやしませんか?^^;とも思ってしまいます。

2つ目 メーカーの担当者は注意しないの?という事

だいたい、プロ野球選手ってメーカーと契約するのでグラブも型が馴染むように何パターンか支給されてるはずで打ち合わせも行っているはず。

その時に練習用か試合用か確認しないのかな?オーダーシートとか見るとこういうカラーは試合で使えませんって書いてあるんですよ。

いずれにせよこのグローブ規制は本当に謎。
しかも草野球の方が規制が強い。
所属連盟が違うので、ルールも違う。

ただ、そんな規定も実は2020年に1度劇的緩和されたのです!
それは、本体カラーは1色、ただし(ヘリ皮と革紐は何でもいい。プロの場合ははみ出しも何でもいい)。
これによって黒ベースに差し色として赤を入れたり、投手用グラブもおしゃれを楽しむことができるようになった。

た!だ!し!

「審判の解釈による」

という条件が全てのルールについてくる。

実際に僕も試合の時注意されたことがあるのだが、全く規定違反をしていない。

黄色いグラブに革紐は茶色。これを2色だと言われグラブを変えるように言われた次の試合で、対戦相手が青いグラブに茶色い革紐を使っていたが何も注意はされなかった。

私が主審に質問をしても「審判による」としか言われなかった。
だから結論今まで通り1色のグラブしか使えないのである。
審判の解釈による以上、試合が止まって流れが悪くなるくらいならどの審判が見ても大丈夫なグラブを使うしかないのである笑

ただ今回の隅田投手のグラブはどの審判が見ても規定違反になる。(捕球面の色が違うから)

刺繍の位置とか大きさとかも規定されているし、なんだかな〜

ファンとしては道具を見るのも楽しみなので、もうちょっと規制を緩和してほしいなとは思う。もちろん幻惑するのはダメだと思うけれど、、、
カラーによって心理状況にも影響を及ぼすし、染色の具合で革の質も違う。

何かな〜こういうニュース見ると、しんどいよな〜
というぼやきブログでした笑

今日の解答#040

60点を100%にすると30%は18点になる。
つまり30%アップとは60点+18点=78点となる。

もし、一発で計算するなら(60点の130%なので)
60点×1.3=78点となる。

この記事を書いた人

アバター

アイデア数理塾

京都市中京区にある少人数制の数学・理科に特化した学習塾です。
小学校1年生から高校3年生までのお子様の学習をサポートいたします。授業は、補習がメインに構成されています。