京の算数学問題#550
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
中学数学の大きな山場といえば図形問題ですよね。
「あの子は賢いから図形ができる」
みたいな謎の風潮あるじゃないですか^^;
私それがどうにも納得いかなくて色々模索した結果、図形問題にも解き方のコツがあることがわかったんです。
今日はそんなおはなしです。
なぜ図形はむずかしいの?
難しいという理由はたくさんですが大きくは下記の3つではないでしょうか?
何から手をつけていいかわからない
問題を見た時、得意な生徒と苦手な生徒との違いの1つは手をつけるスピードの速さです。
入試問題は初見であるので、まず手をつけないとなかなか解答の道筋は立てることができません。
辿り着くには今までの基礎知識を総動員して組み合わせることが必要です。
ただこの問題は図形に限ったことではありません。
数学全般に言えることです。つまり解決することができるというふうに捉えてみましょう。
イメージ力の問題
そもそもイメージができていないということも考えられます。
少し手間ですが空間図形や立体なら実際にその図形を作ってみてイメージを湧きやすくすることも良い勉強法となります。
難しそうという先入観
これが最も多い要因のような気もしますが、図形は難しいとどこからか言われた先入観が余計に難しくさせている場合もあります。
人というのは面白いもので思い込みで生きています。
よくあるのが「うちの子算数は得意で」みたいな話を頻繁にしていると本当に算数の成績が伸びてきたというもの。
先入観は学生にとっては最も大きな足枷となります。
図形が見えない!?
中学の図形問題は今まで学んだ図形が組み合わさった形が出てきます。
ただ、その図形が見えずに複雑な線として認識されてしまうとなかなか解くことは難しいです。その“見えない問題”を解決するにはパターン学習が効果的です!
図形が苦手な人はパターン学習が効果的!
私も学生の時図形問題は大の苦手でした。
ですが問題の量を解きパターンを覚えていくと、「この形よく見る」という関連性が生まれてきます。そうすれば初見の問題でもまるで浮き出るように特定の図形が認識できるようになります。
脳内視力という言葉があるように人は脳によって物事を見ています。
脳の認知を上げるという意味でも、パターン学習で様々な図形のパターンを覚えてしまうのが最も有効です。
得意になろうとしなくていい
苦手な単元や科目に取り組んでいるとよくありがちなのが「得意になろう」としてしまうことです。
頑張ろうと上を目指すことは素晴らしいことですが、得意になろうとはしなくて良いのです。少し点数が上がり始めた頃に起きやすいのですが、得意になろうとすると自ずとハードルが上がってしまうためかえって解けなくなってしまったり、難しい問題にチャレンジしすぎて自信を失ったりしてしまいます。
もともと苦手だったんですから、少しずつできるを積み重ねていけば良いんです。
同じ勉強をするなら肩の力を抜いて取り組みましょう!
リラックスできればたくさんのアイデアが生まれてきます。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!