京都府・京都市公立高校入試について 今日の数学#228

今日の数学問題#228

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今日の数学コラム

公立高校入試が迫ってきました。
受験を控えている生徒は受験制度のことが複雑で不安を抱えている生徒も多いと思います。
今日は簡単に京都府・京都市公立高校の入試制度について解説をしていきます^^

受験はいつあるの?

受験生にとって大事なのは受験日ですよね。
まず京都府公立高校の入試は
①前期日程(普通科+専門科)
②中期日程(多くの学生が受ける入試)
③後期日程(欠員が出た学校のみ実施)
の3つのブロックに分かれています。


2023年 京都府公立高校入試日程

【前期】
出願:2023年 2/2,2/3(音楽科は1/25,1/26)
共通学力検査:2023年 2/16
その他の学力検査:2023年 2/17 (追検査:3/3、ただし募集100%の場合のみ)
※音楽科は2023年 2/4,2/5
合格発表:2023年 2/22

【中期】
出願:2023年 2/28,3/2(特例受付:3/7)
学力検査:2023年 3/8 (追検査:3/10)
合格発表:2023年 3/17

※コロナウイルス感染等により受験できなかった場合
追加選抜:2023年 3/24
合格発表:2023年 3/28

【後期】
学力検査:2023年 3/24
合格発表:2023年 3/28

出願は指定日の5日前には書類を準備しておく事を心がけておきましょう!

新設校について

塔南高校が移転再編で開建高校として新設される。

どこが受験できるの?

京都府は
①丹後通学圏
②中丹通学圏
③口丹通学圏
④京都市/乙訓通学圏
⑤山城通学圏
の5通学圏に分類され保護者の住所によって志願できる学校が異なっています。

例えばアイデア数理塾は京都市中京区にありますので、京都市/乙訓通学圏にある学校から選ぶという事になります。

前期?中期?後期?どれを受けるの?

普通科か専門科のどちらかを志望するかによって異なります。

【普通科の場合】
ほとんどは、前期で定員の30%、中期で70%と定めている学校も多く、中期試験に焦点を絞って勉強する場合が多いです。

【専門科の場合】
学校によりますが、前期で定員の100%〜70%であり、前期選抜に焦点を当てた受験対策が必要になります。

後期は欠員補充のため、実施される学校と実施されない学校があります。
なので多くの生徒は前期+中期の2回試験を受けます。

どうすれば受かるの?

京都府公立高校入試の合否は
内申点(中学3年生12/31時点での成績、学年末を除く成績)+当日の点数によって決定します。

【前期について】

内申点:学力教科(英語・数学・国語・理科・社会)と実技教科(保健体育・技術家庭・美術・音楽)の9教科×5段階評価×3年分の最大135点

※専門科の場合は135点を各学校毎の基準にそって換算し直します。

・普通科受験の場合
学力検査は英語・国語・数学の3教科で全て共通問題となっています。
全て50点満点の合計150点満点です。
内申:学力検査=150:135とされているので内申もおろそかにできません。

普通科の多くの受験生はA方式1型の選抜方法で、学力検査+内申点+面接での合否判定となります。


・専門科受験の場合
学力検査は英語・国語・数学・理科・社会の5教科としている場合が多いが、各学校によって配点が異なる場合がある。
内申:学力検査=400:100としている場合が多く、普通科と比較して当日の割合が重要視されています。

こちらは普通科と同じく学力検査+内申点+面接+小論文や活動実績報告などを採用している高校もあります。

【中期について】

内申点:学力教科(英語・数学・国語・理科・社会)の5教科×5段階評価×3年分+実技教科(保健体育・技術家庭・美術・音楽)の4教科×5段階評価×3年分×2倍の最大195点になります。

内申:学力検査=200:195であり、内申、学力検査共に重要視される試験となります。

第一志望に90%を合格させ、第二志望を対象に残り10%を決めていきます。

このように入試制度は非常に複雑ですが、まずは志望校がどこか?を決めることから始めましょう!

公立高校偏差値について

参考までに別サイトのリンクを載せますので、今の偏差値でどのあたりを受験できるか?の目安にしてみてください^^

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