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京の算数学問題#730
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
子どもが自主的に勉強する習慣を身につけることは、多くの保護者にとっての課題です。
勉強は一時的な努力ではなく、継続的な習慣として身につけることが重要ですが、子ども自身が勉強の大切さを理解し、自ら進んで学ぶようになるためには、親のサポートが欠かせません。今回は、子どもの勉強習慣をサポートするための具体的な方法を紹介します。
学習環境の整備
勉強に集中できる環境を整えることは、まず第一のステップです。
以下のポイントを参考に、子どもが快適に学習できる環境を作りましょう。
勉強をする場所の確保
テレビやゲームがない静かな静かな場所を選ぶのも1つですが、お子さんにとっては周囲に人がいた方が集中できる場合があるので、お子さん毎に相談して決めていきましょう。
整理整頓
学習スペースが散らかっていると集中力が削がれます。必要なものだけを置き、他の物は片付けましょう。
適切な照明
明るすぎず暗すぎない、目に優しい照明を用意しましょう。
ルーチンの確立
毎日の勉強を習慣化するためには、一定のルーチンを作ることが大切です。
決まった時間に勉強することで、体も心もその時間を勉強の時間だと認識するようになります。
毎日のスケジュールを立てる
学校の宿題や塾の予習復習、自主学習の時間を決め、毎日同じ時間に行うようにします。
短時間から始める
長時間の勉強は最初は難しいかもしれません。まずは短時間から始め、徐々に時間を延ばしていくと良いでしょう。短時間とは10分程度から始めていきましょう。勉強習慣がつく前からいきなり1時間はできない場合が多いです。まずは習慣を作る事をしてみてください。
休憩を取る
長時間勉強する場合は、適度な休憩を挟むことが重要です。集中力を持続させるために、ポモドーロ・テクニック(25分勉強、5分休憩)を試してみるのもおすすめです。
目標設定と達成感の提供
具体的な目標を設定し、それを達成することで達成感を味わえるようにしましょう。
目標は頑張れば手が届きそうだと自分が感じる目標を設定してください。
さらに小さなステップに分けると達成しやすくなります。
短期目標と長期目標
例えば、「今週中に漢字を10個覚える」や「次のテストで80点以上を取る」などの短期目標と、「年度末までにクラスのトップになる」などの長期目標を設定します。
進捗の見える化
勉強の進捗を目に見える形で管理することはモチベーションの向上につながります。カレンダーやチェックリストを活用し、達成した項目にはシールを貼るなどして達成感を得られる工夫をしましょう。
褒めることの重要性
子どもが目標を達成したときや努力を続けているときは、具体的に褒めてあげることが大切です。「よく頑張ったね」「ここができるようになったね」と具体的に評価することで、子どもの自信とやる気が向上します。
親の関わり方
親の関わり方も重要なポイントです。
過度に干渉しすぎると逆効果になることもありますが、適度なサポートは子どもの学習習慣を形成する上で欠かせません。
聞き役になる
子どもが勉強について話したがるときは、じっくりと聞いてあげましょう。質問や疑問があれば、一緒に考える姿勢を持つことが大切です。
自分で考えさせる
すぐに答えを教えるのではなく、子ども自身に考えさせる時間を与えることも重要です。どうしても分からないときに助け舟を出す形が理想です。
勉強の意義を伝える
なぜ勉強が大切なのか、勉強することでどんな未来が待っているのかを具体的に話してあげると、子ども自身が勉強の意義を理解しやすくなります。
あまり言い過ぎると逆効果になるので注意しましょう。
終わりに
子どもの勉強習慣をサポートするためには、親としての適切な関わり方が求められます。環境の整備やルーチンの確立、目標設定と達成感の提供、親の関わり方、継続のための工夫など、様々な方法を組み合わせて、子どもが自主的に勉強できるように支えていきましょう。
一歩ずつ努力を続けることで、子どもはやがて自ら進んで学ぶ力を身につけることができるでしょう。その過程を一緒に楽しみ、子どもの成長を見守りながら、親子で素晴らしい学びの時間を共有してください。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!