地球は自転しているのになぜ動いていると感じないのか? 京の算数学#696

京の算数学問題#696

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

地球が回る事を自転(じてん)と言います。

でも私たちは日常生活で地球が回っていると言う事を実感することはほとんどないでしょう。

今日はなぜ地球は回っているのに私たちは感じないのか?についてブログにまとめています。

地球は回っている

地球は自転しています。

ただ、自転しているのは宇宙に行くまでしないとわかりません。

では一体どうやって自転している事がわかったのでしょうか?

1851年、レオン・フーコーは振り子を用いた実験で地球が回っていると言う事を証明しました。

フーコーの振り子と呼ばれる実験装置は、何十メートルの長さの糸におもりをつけた大きな振り子を振らせると、地球の自転によって生じる横向きの力に徐々に振り子の振れる方向がずれていき、次第に回転していくというものです。

この実験を通して地球の自転を証明したのです。

自転をしているのになぜ感じないのか?

例えば新幹線や電車に乗っている時、実際はすごいスピードで進んでいるのに動いていると感じないという現象が起こります。

これは私たちと一緒に周りにある空気も同時に動いているからなのです。

地球も同じ速度で自転をしていますので、人間も地球と同じ速度で回転し周囲の空気も同じ速度で回転しているので回っていると感じないのです。

また、地球の自転は1秒に0.0042°しか回転しません。

そのためわずかしか変化がないので自転を実感することはないのです。

自転しているから起こる事

地球が回っていることで、海や風の流れが生まれます。

また、季節の移ろいも地球の自転により起こります。

もし自転が止まれば、地球の半分は常に夜になり、半分は昼になります。

12時間で昼と夜が変わっていた日常が6ヶ月周期に変化します。

また、夜のエリアは6ヶ月続きますので太陽の熱が届きません。

つまり土は凍り、植物は育ちません。

さらに海流や風の動きがとまり、今までの想像を絶する異常気象に見舞われる可能性があります。

つまり今あるこの生活は地球が自転をしているからできているのです。

地球は奇跡の星と表現されますがまさにその通りだと言う今日のお話です。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#696

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