自立した子どもを育てる5つの習慣とは? 京の算数学#697

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京の算数学問題#697

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

自分で考える力を育てる。

今は学校教育でも私たちのような学習塾でも「自立」が求められる時代になってきました。

では実際自分で考える子どもに育てるためにはどう言ったアプローチをすれば良いのでしょうか?

自立をするってどういうこと?

自立というのは自分で選択をし、自分で自分のやりたい事を叶えるということです。

今の時代は技術革新や文化の変化など目まぐるしく社会が変わっていく中本当にいつどうなるか誰にもわかりません。

子ども達にはこの混沌とした時代を生きていく力を身につけるそのために教育があります。

ですが、自立心を育てるために重要な自主性と主体性についてはよく考えておかなければいけません。

自主性と主体性は違う!

よく自立をしていると言うと、自分から考えて行動をするというイメージがあると思います。

そこで重要なのが自主性と主体性の違いです。

自主性とは自分がやらないといけない事を人から言われる前に行動できる能力にあります。

主体性とは、自分にとって何が必要か?自分で考え行動し遂行する能力です。

つまり、自主性とは他者が決定権を握っていますが、主体性はやるべき事を自分で決めないといけないと言うことになります。

ただ、自主性も主体性もどちらも子ども達の自立には必要です。

まずは自主性を育み、次に主体性を育んでいくのです。

自立する子どもを育てる5つの習慣

では自立する子どもを育てるためには、一体どのようなアプローチが考えられるのでしょう?

子どもの意見に一部反論をする

全て子どもの意見を肯定してしまうと、自分で考えるきっかけを奪ってしまいますし、人の意見に耳を傾ける経験も大切です。

そんな時は母はこう思うとあえて反論をしてみましょう。

子どもに反論を通して考えるきっかけをつくります。

答えを教えない

もちろん質問があった時や子どもが困っていてどうしようもない時は別ですが、これはこうだと転ばぬ先の杖をやりすぎたり、全てのわからないに対して完璧に答えてしまうと自分で考える前に人に聞くと言う事を覚えてしまいます。

大切なのは考えるきっかけです。

良いと悪いの線引きが明確

また、良いと悪いの境目を明確にすることも大切です。

例えばゲームは1日1時間というルールを決めたのにも関わらず、「もう1時間!」「いまいいところ!」という言葉に「じゃあしょうがないな」と折れてしまえば子どもの思うツボです。人は思い通りにならないからなんとかして思い通りにしようと考えるのです。

親は完璧でないと伝えている

中には完璧な親にならなければと子どもの質問に全て完璧に答えるべく努力をされている保護者の方もいらっしゃいます。

その思いは大切ですが、親だってわからないことがあると言う事を早めに教えておかないと、本人は何かあれば親に聞くようになってしまいます。

「そんな事私はわからないよ」が言えてこそ、子どもは信頼されていると感じるのです。

ありがとうを伝えている

大切なのは子どもが感謝を感じていると言うことです。

何か自分がやった事で感謝をされた、あるいは自分がやってもらって感謝している。

これらの感謝の気持ちは相手の気持ちを考える上で非常に重要な要素です。

自立には感謝の気持ちが大切。

相手の気持ちや立場がわかってこそようやく考え行動し問題を切り開く自立につながるのです。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#697

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