子どもの「できない!」「やりたくない!」をなくす方法 京の算数学#673

京の算数学問題#673

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

子どもと勉強をしているといろんな事が起こります。

特に私が教えている算数は苦手なお子さんが多い科目です。

中には「できない!」「やりたくない!」と拒否をしてしまうお子さんもいらっしゃいます。

ただ、通塾するにつれ少しずつですがやりたくない!を言わなくなってきます。

今日は実際に塾で取り組んでいる苦手のなくし方についてブログにまとめています。

できない!やりたくない!の正体

できない!やりたくない!はなぜ起こるのでしょうか?

子ども心はシンプルです。

“できない“から“やりたくない“のです。

この場合のできないは算数ができないに限ったことではありません。

手を挙げて発表できないから、

数字がうまく書けないから

数字が頭に入ってこないなども考えられます。

要するに「勉強するだけではなんとかならない」ケースが多いのです。

中には周囲から罵倒されたり馬鹿にされることで自信を完全に失ってしまったという例もあります。

何ができないのか?に眼を向ける事が大切です。

嫌がっている時に絶対やってはいけない事

嫌がっている時にやってはいけないのは大人の尺度で見る事です。

例えば私たちにとって九九は当たり前のように使う事ができます。

ですが、小学2年生にとっては九九は初めて聞く内容です。

どの子もはじめは難しく感じるでしょう。

そんな時に「なんで覚えられないのか!」などと決して言ってはいけません。

あくまで子ども目線で考える事が大切です。

ポイントはハードルを下げる事

改善のポイントはハードルを下げる事です。

誰しもが始めの一歩には気を使います。

さらに1歩目が高いと乗り越えた後ガス欠を起こす事が多いのです。

2歩目が歩みやすいように程よい高さのハードルを設定していきます。

例えば七の段を全部一気に覚えようとせず、まずは7×1~3まで覚えようぐらいまでハードルを下げます。

そしてできたら褒めます。

これを繰り返していくのです。

できたらシンプルに褒める(褒めすぎ注意!)

ただ、褒めすぎには注意です!

褒めすぎると子どもは褒められ慣れてしまいモチベーションは逆に低下してしまいます。

私が意識しているポイントは1回目と2回目は褒める3回目できたら褒めずにじゃあ次行こうかと提案をします。

これをひたすらに繰り返すのです。

自分でやるようになる

実際に当塾に通う生徒もはじめはやりたくないとやらなかった生徒が今では自分でもっとやりたい!と私に言うようになっています。

家でも〇〇できるようになった!という声を良く発するようになったとのことです。

何事もコツコツ。

一気に変えようとせず伴走する事がお子さんのモチベーションアップには大切です。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#673

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