京の算数学問題#659
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
クラス分けテスト(プレイスメントテスト)は入学後の4月の時期に行われます。
ただ、中には勉強したくないからとあえて悪い点数を取り1番下のレベルのクラスへ振り分けをされる生徒もいます。
私個人の意見ですがこれは生徒個人にとっても学校にとってもNG行動です!!
今日はよくある注意点とプレイスメントテストの正しい使い方についてお話ししていきます。
プレイスメントテストの意味
プレイスメントテストとはクラス分けテストの事です。
生徒の学力レベルを測定し、習熟度別にクラス編成を行い生徒にあったカリキュラムで進めていくための試みです。
中学・高校でも数学英語の学習を習熟度別に行う場合が多く、2〜3クラスに分けられる事が多いようです。
本来はきちんと今の段階でテストを受け、習熟度を測定する事がプレイスメントテストの意味になります。
あえて下のレベルのクラスに入るのは絶対NG!
中には勉強がしたくないから、成績を取りたいからとあえて悪い点数を取り、自分のレベルよりも低いレベルのクラスに入る生徒がいます。
これは生徒本人にとっても、クラスにとってもNGです!
そもそも定期テストはクラス別に実施されるわけではありません。
解く問題は同じなのです。
本人にとっても勉強がしたくないから下のクラスへというのはモチベーションも下がりますし、下のクラスに入ったからといって授業についていけるわけではありません。
勉強が嫌だからという理由でテストを適当に受けた生徒は私の学生時代の同僚にも、見てきた子ども達の中にも居ましたがほとんどがうまくいかず、学校を辞めてしまったり、勉強に対するモチベーションが上がらずに気づいた時には受験に間に合わなかったといった事態に見舞われています。
プレイスメントテストはきちんと受ける
ただ、プレイスメントテストは個人的には公式や定理の確認程度でほとんど対策せずに受けるべきだと考えています。
その上で今どんなレベルなのか?テストで計りましょう。
ここでテスト対策をして仮に上のクラスに入れたとしても、ほとんどの場合勉強が難しいと感じる事態になります。
あくまでテスト対策は付け焼き刃でしかないのです。
もしそれで下のクラスになってしまったとしてもカッコ悪いわけではありません。
今のレベルにあったクラスだという事なので少しずつ努力を重ね結果が出ればクラスも上がる可能性があります。
元に私の見ている生徒の中には一番下のクラスから一番上のクラスまで努力して上り詰めた生徒もいます。彼は志望校に合格ししっかりと勉強を続けています。
自分に合った道をえらぼう!
茨の道か?楽な道か?目の前に2つの道があった場合、どちらを選ぶでしょうか?
これならわかりやすいですが、2本の道だけならまだしも子ども達の目の前はたくさんの道が一挙に現れます。
いろんな選択肢の中で生きていくためには自分で選択をすることと、選択に自信を持つことです。
そのベースには真面目さと素直さが必要だと私は感じています。
クラス分けテスト1つとっても真面目にしっかりと受ける事ができれば自ずと自分に合った道が見えてきます。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!