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京の算数学問題#600
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
ちょうど算数で速さの勉強をしている時に小学生から出た疑問です。
時速って速いの??
私たちは速さの単位はあくまで単位であってそのものが速い遅いを表すものではないという事は知っていますが、速さの学び始めにおいて時速って速いの?はとても良い疑問ですね。
小学生算数では時速までしかやりませんが、今日は光速についてお話をしていきたいと思います。
光の速さってどれぐらい速いの?
光速とは光の速さのことです。
光の速さは秒速約30万kmです。
つまり1秒間に30万km進むという速さになります。
地球1周がおよそ4万kmですので1秒間で地球を7周半もしてしまう速さが光の速さです。
地球から太陽までは何光年?
宇宙が好きな生徒さんには馴染みがある言葉かと思いますが、例えば地球から太陽までは0.00001581光年の距離があります。
分に直すと8分19秒ですので、太陽の光が地球に届くまで8分19秒かかるという意味となります。
この〜光年というのは光の速さで〜年かかるという意味になります。
光ってそもそも何?
光は電磁波の一種であると言われています。
さらに性質として粒子の性質ももっています。
つまり水のように波紋を広げるような広がり方が出来るというのが光です。
光は色により波長が異なりこの波長の違いの例が虹です。
太陽光の白色の光が空気中の水滴などにより屈折し虹は7色の色を表します。
誰が光速を発見したのか?
光に速度があることを証明したのがデンマークの天文学者レーマーです。
レーマーは木星と木星の衛星を観察しているときに木星に衛星が隠れる周期がわずかにずれている事に気づきました。
この遅れの原因が光が地球に届く時間の差であると推測し研究を進めます。
レーマーはついに観測データを元に光の速さを導き出しました。
その後フランスのフィゾーやフーコーらが光の研究を進め現在の真空状態での光の速さが秒速299792.458kmであると定義されました。
実験により証明されているとはいえまだまだ未解明な部分も多いのが光です。
もしかすると生徒たちの中には将来光の研究をさらに深める大発見をするような研究者が生まれるかもしれませんね^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!