京の算数学問題#593
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「先生!数学ってすごい難しいんでしょ?」
「数学になると点数取れなくなるよね」
最近中学受験を終え中学生活の準備をしている生徒からそんな言葉を耳にします。
実際数学は難しいですが算数よりも難しいと言われると微妙なところです。
今日は算数と数学どっちがむずかしいの?という素朴な疑問にお答えしていきます。
算数と数学のちがい
算数は解答を重視しますので実用的な計算が多いのに対し、数学はなぜそうなるのか?というプロセス重視である科目です。
そもそも問われている能力に違いがあるので算数も数学も難しい単元はあるよというのが正しい解答にはなります。
なぜ数学がむずかしいと感じる生徒が多いのか?
一般的に小学校のテストよりも中学のテストの方が点数が取れなくなります。
理由の1つが試験サイクルです。
小学生は確認テストなので単元が絞られていましたが、中学生になると試験は年5回です。つまり、日頃から勉強をしていなければ点数が取れません。
数学が難しいというよりも全てテストでの点数がとりにくくなっているので難しいと感じる生徒が多いのです。
さらに特に数学はプロセスを問われますのでなぜそうなるのか?が説明できなければ回答できない問題が多く故に数学はむずかしいと感じてしまいます。
結局算数と数学どっちが難しいの?
結論は冒頭でもお伝えした通り、「どちらも単元による」というものです。
そもそも問われている力が違います。
ですので、例えば、中学受験の問題を数学が得意な生徒に解いてもらうと意外に難しく感じたり、逆に中学受験の問題を楽に解ける生徒が中学に入学すると途端についていけなくなったりします。
算数で学ぶことを理解しないと数学が解けないのは間違いないですが、どちらが難しいか?と言えばどっちもどっちと言えるのが算数、数学の面白いところです。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!