京の算数学問題#525
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
2022年全国の高校で金融教育授業が義務化されたのをご存知でしょうか?
実は金融教育の言葉が学校現場に降りてきたのが2005年の話です。
では一体金融教育というのはどういったものなのでしょうか?
今日のブログで簡単に解説していきます。
金融教育ってそもそも何?!
金融教育とは、お金の働きや仕組みについて学び、自分の生き方や価値観を磨きつつよりより豊かな社会づくりに向けて主体的に行動できる態度を養う教育のこととの事です。
要するに、社会を生き抜くための自ら学び、考え行動する力をつける教育の1つが金融教育であるという事です。
金融教育の目的は「自立する力」「社会との関係性」を育むことが主軸となります。
なぜ金融教育が義務化されたの?!
日本は急速な少子高齢化により、年金財政をはじめとする様々な影響が懸念されています。
公的年金だけで生活するのは厳しく資産形成の必要度が増してきました。
また、2022年4月には成人年齢が18歳に引き下げられました。
それによりNISAの対象年齢も18歳となります。また、金融商品の契約も一部の金融機関で可能となりました。それにより金融リテラシーを早期の段階で学ぶ必要性が出てきました。海外と比べても日本の金融教育は遅れをとっているということも金融教育が義務化された背景と言えるでしょう。
金融教育では何を学ぶの??
金融教育では4つの分野から学びを深めます。
生活設計・家計管理
高校卒業後1人暮らしを始める子どもも多く、家計管理は非常に重要な要素です。
収支管理や貯蓄の方法
ライフプランを考える
多様な生き方を知るなどを学びます。
金融や経済のしくみ
貨幣機能や金融市場の働きやインフレ、デフレの意味など自分の暮らしへの間接的影響を学武とともに解決に向けて考える能力を養います。
消費生活・金融トラブル防止
投資詐欺やマルチ商法など世の中には金融消費のトラブルが存在します。
金融トラブルの手口を知り、対処法を知ります。
キャリア教育
働く意義と職業選択、生きる意欲と活力について学びます。
働くことによって得る収入の本質と労働者の権利から将来設計など自己実現についての知識やスキルを学びます。
家庭でできる金融教育
最近では人気のうんこドリルシリーズがうんこドリル×金融というものをリリースしています。そのようなツールを使ってもいいですし、1番身近なもので始めるとしたらお家の家計簿です。
家計簿は金融教育の基本中の基本です。
私も独立をしビジネスを始める時にます始めに「家計簿をつけなさい」と言われました。
それぐらい重要性の高いものです。
まずは手始めに自分の月々にかかる費用を計算してみましょう。
交通費はいくら?コンビニで買い物をしたらいくらかかる?
月のお小遣いは?
家計簿をつけることは非常に良い学びとなります。
ぜひチャレンジしてみてください。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!