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京の算数学問題#520
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算数学ブログ
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「これなんの意味があるの!?」
「意味ないからやらない!」
最近子どもたちの口からよくこの言葉を耳にします。
しかし本当に意味がないからやらないはいいのでしょうか?
このところは指導方針が分かれるところだと思いますが今日は講演でも良くご依頼いただく私なりの関わり方をお伝えしていきたいと思います。
少しでも力になれればと思います。
考えさせる事に特化している子どもたちの学習環境
ICT機器を駆使した調べ学習や、カリキュラムの変更など、今の子どもたちを取り巻く環境は論理的思考力を育むような学習に変化してきました。
習い事にもキャリア教育が新たにブームとなり、まさに子どもたちが考える機会を多く得ることができる社会になってきました。
意味のない事をやる意味
その一方で、全て意味づけができるか?と言われればこれは無理な話です。
例えば、小学校の時に学んだ彫刻刀や、習字、中学でいう副科目、もっと言うなれば数学の方程式など社会に出て必要?と言われれば、返答には困ることと思います。
ただ、私個人としてはすべこべ言わず一回やってみろというのも1つの教育かと思います。
子どもたちはまだ体験していません。
体験していない事を想像の上で意味がある、意味がないを判断しています。
その根底にあるのは面白いか面白くないか?というすごくシンプルなものです。
意味のあると感じたことしかやらなければそれが自分の可能性を狭めているという事実がある事を私たちは今知るべきだと私は思います。
意味がないと決めつけた時点で意味がない
そもそも意味を求めるのはいいですが、意味がないと決めつけているという側面がある事を理解しましょう。
意味がないと決めつけた時点でその事柄に意味はなくなります。
とりあえずやってみるか〜とできる人は、意味はわからないけれど何か得られるかも?という心理的な欲求が働きます。
意味がない=やりたくないかどうか?
今特に大人が子どもに関わる時に必要な考えは意味がないは「やりたくないからやらない」というある種の逃げの選択でないか?ということです。
時には心を鬼にして子どもの将来のための関わり方をすることも大切なのです。
関わり方にはバランスが大切
とはいえもちろんやりすぎは厳禁です。
体調を崩したり精神を病んでまで無理に意味のない事をさせ続けるのはダメです。
逆にやらなくていいのまま放置も絶対ダメです。
私たちは意味のない事を通過したので今の考え方に行き着いています。
子どもたちもその過程を通過すれば得られるものがあるかもしれません。
意味のない事をやったおかげで新しい知恵が生まれる可能性だってあります。
関わり方はバランスが大切です。
過ぎたるは猶及ばざるが如しです。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!