算数苦手!という生徒の覚え方のクセとは? 京の算数学#494

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京の算数学問題#494

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

学校のテストはできるけど模試になると解けない。

中学に入って急に数学が解けなくなった。

こんなお悩みありませんか?

実は算数が苦手な生徒には兆候となる覚え方のクセがあります。

今日はそんな考え方のクセについてご紹介していきます。

掛け算だから掛けました!単元テストの沼にハマる

非常によくある例として小学生は単元テストです。

つまり足し算が終われば足し算のテストを行います。

文章題はしっかりと読んでいなくても数字をただ足せば解けてしまいます。

なので小学生の時はあんなに点数が良かったのにという現象が起こります。

ただ、この場合ついていけなくなる兆候は4年生あたりで見えてきます。

見えてきたらなぜそう回答したのか?を本人に聞いてみましょう。

改善のきっかけになります。

面積問題にわかる覚え方の違い

例えば長方形の面積の求め方は縦×横ですよね。

一方面積から縦の長さを求めようとすると面積÷横になります。

これはそのまま覚えていると、掛けたら面積、割ると長さと覚えてしまいます。

ただ、長方形が2つ以上重なっている時や応用に入るとこのやり方では通用しなくなります。

場合によっては面積と長さを足してしまっている間違いも起こります。

大事なのは単位を見てそれが何を指す数字なのか?を明確にすることです。

中高生に多い「なぜ?」思考

中学生に入ると算数から数学へ進化します。

数学になると今まで以上にプロセスが重要視されるためどうしてもなぜ?思考に陥りやすいのです。

そうすれば哲学的思考をするタイプの生徒は手が止まってしまいます。

究極なぜ1+1=2なんだろうか?というシンプルな定理にまで疑問を抱いてしまいます。

確かになぜ?は大事ですが、定理の中にはこう定義しないと都合が悪いから作られたものがあります。特に意味はないのです。

ですからある意味割り切ってそのまま覚えるというスルースキルを身につける必要があります。

思考のバランスを見ればいい

なんでこうなるのか?と悩み混んでいれば一旦腑に落ちなくてもとにかくそのまま覚えてみるそうすると勉強を進めれば理解できる可能性が高まります。

また、ただ足す引くといったパターンで覚えすぎている場合はなぜそうなるのか?を考えればいいのです。

要するにバランスです。

お子さんが何に困っているか?を聞いてみたら大抵いきすぎている場合が多いです。

その場合は逆の思考を入れてあげましょう。

バランスが取れ柔軟な発想が可能になります。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#494

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