今日の数学問題#431
数学コラム
集中力は勉強を進めるために不可欠な要素です。
しかし、当塾に来るご相談の多くが集中力を持続させることが難しいという内容です。
このブログでは、集中力を持続させるためのいくつかのコツをご紹介します。
これらのコツを実践することで、より効果的に勉強に集中することができるでしょう。
目標を明確に持とう!
集中力を高めるためには、明確な目標を持つことが重要です。
目標を明確にすることで、何に集中すべきかが明確になります。
目標を具体的に定め、それを達成するための計画を作成しましょう。
ただ、計画を立てることに時間を費やし過ぎてはいけません。
ざっくりといつまでにこの勉強を終わらせる必要があるのか?などから逆算をしてみましょう。
あまり労力をかけすぎると計画を立てたことに満足し勉強まで集中が続かなくなります。
あくまで全体像をみるためのゴール設定だと思ってください。
集中できる環境を整えよう!
集中力を高めるためには、集中できる環境を整えることも重要です。
静かな場所で作業する、電話やSNSの通知をオフにする、整理整頓されたスペースで作業するなど、自分にとって最適な環境を整えましょう。
また、カフェなど少しざわついた場所の方が落ち着く生徒や机の上に一切ものを置かない方が落ち着く生徒もいます。
ゲームなど誘惑に負けがちな場合は鍵付きの棚に入れてしまうなど物理的に距離を取ることも必要です。
ご自身にあった環境を探ってみましょう。
付箋でタスク管理をしよう!
大きなタスクに取り組むときは、それを小さなタスクに分割することが有効です。
小さなタスクに分割することで、達成感を得やすくなりますし、集中力を持続させやすくなります。
また、タスクごとに時間枠を設定し、集中して取り組むことも重要です。
工業系の会社などは工数測定(1つの商品が出来上がるまでの時間を測定)し、スケジュールが無理なく進めるようにコントロールしています。
1つの勉強にどれぐらい時間がかかるのか?
量ではなく時間でコントロールしていきましょう。
優先順位をつけよう!
タスクの優先順位を設定することも集中力を高めるために重要です。
重要で緊急なタスクから取り組むことで、時間を効果的に使い、集中力を維持することができます。
タスクを整理し、優先順位をつける習慣を身につけましょう。
例えば、提出課題が近いものを赤色、来月のものを青色の付箋に書き、締切日を書きます。
色や文字を使いわかりやすく見える化してみましょう!
積極的に休憩を取ろう!
集中力を持続させるためには、適度な休憩が必要です。
長時間の作業や勉強は疲労を引き起こし、集中力を低下させる可能性があります。
一般的な成人の集中力は約40分〜50分であると言われています。
それも50分集中し続けられるのではなくおよそ15分サイクルの波があります。
ポモドーロテクニックと呼ばれる手法は、25分ごとに5分間の休憩を挟みそれを3セット行うのが効率が良いと言われています。ただ、時間には個人差がありますので、生徒の中には10分ごとに休憩を取る必要がある生徒もいます。
学校の授業サイクルに合わせるというのもおすすめの方法なのでぜひ挑戦してみてください。