今日の数学問題#375
数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。ゆたに たくやです!
数学って何のために勉強するの?
学習塾で数学を教えている立場としてこの質問からは逃れられません
そこで今日は数学って何のために勉強するの?にお答えしていきます!
もちろん答えはなくあくまでも僕の考えとしてお読みください^^;
算数から数学へ何が変わるの?
目的が大きく異なります。
言葉からしても算数よりも数学の方がより学問的な高度なイメージがしますよね。
実は1+1=2です!というのが算数で1+1=2は本当に2なのかな?なぜ2になるのかな?というのが数学です。
算数は計算方法や定理を学ぶので答えに着目しますから、掛け算の順序にもこだわるのです。数学はなぜそうなるのか?プロセスを学んでいきます。
数学は問題解決能力が鍛えられる
特に証明問題なんかは与えられた答えへの明確なプロセスを答える事が求められます。
なぜそうなるのか?数ある定理や法則を組み合わせながら様々な問題に対処をしていきます。
これは社会に出ても良く用いる考え方で、様々な問題に対して色んな情報を駆使しながら解決に辿り着く問題解決能力そのものです。
数学は論理的思考が身に付く
近年プログラミングが学校の授業に組み込まれてきました。
このプログラミングの導入はプログラミング思考を学ぶためのものでゴールに到達するまでの動きを細かく分解して分析しどう効率よくゴールへ辿り着くか?というものです。
数学はこのプログラミング思考の基礎たるものです。
論理的思考が身に付く事で問題を解決するにはどうしたらいいか?という思考が生まれてきます。
数学は可能性を探究する学問
数学をやっていて思うのが同じ答えに辿りつくとしてもそれまでのプロセスがたくさんあるという事です。
点数を取るというところに昇華してしまうとどうしても1つの正解を追い求める学問になってしまいますが、本来の数学は創造性に富んだ学問です。
様々な可能性を模索しながら創造し検証しプロセスを検討します。
その検討の中から新しい定理や法則が生まれます。
数学は創造性を伸ばす学問なのです。
文理融合学部が増えている?!
今国公立大学を中心にリベラルアーツ学部など、文理融合学部が新設されています。
それだけ数学の重要性が高まってきているという事でしょう。
今の時代だからこそ、数学の価値の見直しが必要かもしれませんね。
とはいえ難しい事に変わりはないと思いますが^^;
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 ゆたに たくやがお届けいたしました!