子どもが伸びる背外側前頭前野のはたらき 今日の数学#325

今日の数学問題#325

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今日の数学コラム

暗記が極端に苦手だ

なかなか物事に集中できない

同じ失敗を繰り返してしまう

など

客観的にみてアドバイスをしてもなかなか実行できない子どもを見てヤキモキすることはないでしょうか?

これを解決するキーワードが前頭前野なのです。

前頭前野とは脳の部位のことで、特に今回は背外側前頭前野という前頭前野の中でも外側の部分から改善方法を解説していこうと思います。

背外側前頭前野って?

脳には場所により働きが異なるという事が知られています。

特に前頭前野はIQの半分以上はここで決まるとも言われており、その前頭前野の中の外側の部分の事を背外側前頭前野と言います。

この部位は、

ワーキングメモリ(記憶力)

判断力

計画性

学習能力など多くの機能を担っています。

つまりこの部分の機能が上手に使えていないと結果的に勉強してもできないと言った状態になるのです。

コロナ禍で衰える背外側前頭前野

自粛下において、家の中にいる事が増えいつもと同じ場所や生活経路を辿る事が多くなりました。背外側前頭前野は眼球運動やいつもと違う場所に行く事による視覚刺激、友人と触れ合う事などで、鍛えられるのですが、その刺激がかなり制限されている以上意図的に鍛えなくてはいけませんが、その方法を知っている人はあまりいらっしゃらないと思います。

実は重要だった!小学生の音読の宿題。

その中で特に重要なのが小学校のの宿題の定番「音読」です。

音読は勉強前のウォーミングアップには最適です。

目を動かす事による脳への刺激や声による記憶への定着が期待できます。

ただし!5分以内で終わらせましょう。

あまり長時間やっても疲れてしまい逆効果になってしまいます。

特に教科書の音読がおすすめです。

それに少し声を低くして読んでいくと効果的です。

低い声を脳は重要視する傾向がありますので記憶に定着しやすくなります。

このように実はやらされていると感じていた昔ながらの学校の宿題も結構意味があるのです。

ただ意味を説明できる人がいないと言うのが難点です^^;

当塾では勉強前にウォーミングアップとしてブレインアクショントレーニングを取り入れ得ています。

きちんと短時間、眼や体を動かしてから勉強を行うので学習効率もアップします。

勉強のやり方なら当塾にぜひお任せください!

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!

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