京の算数学問題#323
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算数学コラム
ポケモンスカーレット・バイオレットが発売され塾生もその話しでもちきりな今日この頃^^
レッド世代からやっている僕としてはやらないわけにはいかない!という謎の使命感にかられ購入。
これは面白い笑
レッドから金へカラーになり時間が生まれたことに驚いたが、今回はさらに驚いた。
オープンワールドというまさにポケモンの世界に没頭できる仕様。
こういうのも勉強だと思ってやっているとやはり子どもたちとの会話が弾む。
さて今日は乱数のおはなし。
乱数調整って良くゲーム実況とかのyoutubeで出てくるのですが、数学なの知ってました?
今日は乱数についてお話ししていきます!
乱数って何?
乱数とはランダムで適当な数字のことです。
例えばサイコロは一回目に1が出たからと言って二回目も1が出るとは限らないですよね?
何回振っても何が出るかはランダムです。
数学分野では乱数列というものがあり、漸化式や関数で定義できない数列の事を指す。
では乱数で一体何ができるのか?
乱数で何ができるの?
プログラミング分野で良く活用されていますが、代表的なのはパスワードです。
暗号化とも言われますが、ランダムに数字、文字が並ぶことで強度の高いパスワードが生成できます。
このランダムの特性を活かして、例えば、アルファベットをバラバラに表示したり、計算プリントを作成したり、ゲームにおいてはランダムに野生ポケモンの出現なんてのもできたりします。
ゲームの乱数調整?
ランダムにできると言ってもプログラミングは規則性ありきで動いています。
つまり、矛盾が生じます。
ですのでプログラミングの世界での乱数は完璧なランダムではなく、擬似的な乱数を使用しています。
乱数調整とはこの擬似乱数の法則を利用し、ゲームを有利に進めるための作業のことを言う。
それによって色違いのポケモンかつ6Vの個体に遭遇できたり、100%急所に当てられたりするのだが、理論上可能というだけで実際はかなりシビアで難しく、ほぼ無理に等しい。
しかもこの行為自体は違法では無いもののマナーの観点からゲームのランダム要素を無くすことになり、非常に印象が悪い^^;
こういう文面の裏を読むような事が結構大事なのだが今の世の中それを学ぶ機会が乏しい、、
子どもたちにはぜひ額面通りに言葉を受け取らず真意を考える機会を得てもらいたい^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!