思春期の子どもの付き合い方 今日の数学#300

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数学コラム

思春期の心理はかなり複雑です。

みんな通ってきた道ですが、この微妙な情動の変化は意外に覚えていないものですよね。

私が関わる多くの生徒はまさにこの思春期真っ只中です。

ですので、私の仕事の特性上、カウンセリングや面談の時間を長めにとっています。

その中でやはり生まれてくるのが親と子の関係性の問題です。

ご両親も心配というあまりついついという部分と

思春期特有のコントロールできないイライラから関係性が拗れる事もしばしば。

今日は心理学的に、思春期を考えていきたいと思います。

少しでも寄り添い方の参考となれば幸いです。

思春期とはそもそも何か?

思春期とは身体構造が発育する期間で主に小学校高学年〜高校生あたりを指します。

思春期の最も大きな特徴は身体的変化です。

男性は男性らしく筋肉が増え、体毛も濃くなっていきますし、女性も大人に近づいてきます。

その中で1人の人間として自立をしていく期間が思春期なのです。

反抗期は2回ある?!

思春期特有のものとして、反抗期があります。

反抗期は、「自我の芽生え」です。

つまり私は私だ!という自覚が生まれてきます。

ただ反抗期は2回あると言われ、自我が芽生えた3~4歳ぐらいを1回目(イヤイヤ期)とし、この思春期の時に2回目の反抗期が来ると言われています。

ちょうどこの思春期は、身体的成長と精神的成長のバランスが非常に崩れやすいので、アンバランスさからどうしてもイライラが抑えきれなかったり、身体的、精神的含めた不調が出やすい時期でもあります。

そのため攻撃的になったり、逆に引きこもってしまったりする事もあります。

ですがこれ自体悪いことではないのです。

成長段階に応じて必然のものなので、むしろ反抗期は成長ポイントなのです。

反抗期の寄り添い方ポイント

どんな人にも思春期はあります。

反抗期がなかったと豪語する方もおりますが、反抗してなかったにせよ思春期のモヤモヤは経験しているはずです。

この時期「私は私!」をアピールする行動が増えてきます。

全く無関心もダメですが、多くの問題は過干渉によって生み出されます。

いい距離感をとるのが寄り添い方のポイントなのですが、

「やめてと言われたらやめる。」

ことが大事です。

この時期の反発行動は明確になるので、放っておいてほしいと言われた時はそっとしておきましょう。

この時期ほど自分に向き合える時はありません。

自分の情動を素直に感じ取り、成長につなげていきます。

私もそうわかっていてもついつい声をかけてしまうのですが、その都度反省しています^^;

そっとしておくスキルというのも必要なのかもしれませんね。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!

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