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今日の数学問題#299
数学コラム
コロナ第8波がというニュースを最近良く見ます。
2020年の初期流行をきっかけに世間は大きな改革を迫られるようになります。
その一つがオンラインです。
今までは家庭にタブレット端末が無い、Wifi環境がない家庭もあるといった理由からかなり遅れをとっていた公教育でもオンライン授業が徐々に実装されつつあります。
それでも遅いですが、、、
ただ、このオンライン授業は個人的にはメリットとデメリットがあり向いている生徒と向いていない生徒が明確に分かれると感じています。
今日はそんなお話です。
オンライン授業のメリット
オンラインの最大のメリットはいつどこでもどんな時でも学習ができるという事でしょう。
例えばコロナ禍での外出自粛においても集団感染のリスクを避けながら自宅で学習ができますし、録画ができれば繰り返し見直すこともできます。
また、遠方の学校での授業も受けれるので日本にいながらブラジルの授業に参加できるというのも新時代の教育と言えると思います。
また、学び直しにも大きな効果を発揮すると考えられ、高校生で小学生の授業に参加するという事も可能です。
オンライン授業のデメリット
オンライン授業は対面よりも遥かに集中できづらい環境であることは確かです。
集中という観点からするとどうしても環境は悪いと言わざるを得ません。
また、集団授業特有の強制力が働きませんので自制がなかなか難しいお子様の場合、むしろオンライン授業の方が苦痛に感じる場合も少なくありません。
そして、目の疲れなどの身体影響も考えられます。
向いている生徒・向いていない生徒
ただ僕自身は賛成でも反対でもなくあくまで中立な立場で意見を言おうと考えています。
その中で重要視するのは向き不向きです。
僕が見ている中でオンライン授業に向いている生徒は、まず大前提としてPCに耐性がある事が必要です。苦手なPCを立ち上げるだけでもストレスなので、タイピングのスピードや機械自体の耐性がいります。
そして、ある程度基礎学力と言いますか、最低限の知識がある生徒です。
例えば全く面白くないテレビやyoutube動画を観れるか?と言われるとおそらくすぐスキップしてしまうと思います。
それと同様のことが起こるため、特に映像授業では、学び直しの過程でどのレベルからの学び直しか?が非常に大切です。
向いていない生徒は、注意散漫なタイプの生徒さんです。PCをしていると相手はカメラ越しの姿しか見えないのでどんな画面を見ているか?までは把握ができません。
人は誘惑に弱いものなのでPCほどいろんな誘惑が詰まっていると別の作業をついついやってしまいます。
オンライン授業にもいろんなタイプがあります。
リアルタイムの授業や出来上がった映像を見る映像授業などがありますのでそれぞれのタイプに合わせて選択をしたいですね。
学習習慣という意味では映像授業って結構便利なのですが、やはり対面に飢えている子たちが多いな^^;という印象です。
オンライン授業を効率化できる生徒は問題集も効率化できる!
結局これにつきてしまうと思うのです^^;
いくらオンラインが便利だからといってそれぞれの特性やメリット・デメリットがわかっていないとなかなか有効活用できません。
問題集でもそうですが効率よく学習を進める生徒はやはりこの分析力が高い傾向にあります。
ですのでオンライン授業が効率がいいのか?
というよりは効率化できる力があるのか?というところな気がします^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!