今日の数学問題#231
今日の数学コラム
多くの生徒に関わってきて見えてきたことがある。
「成績がなかなか上がらない」
そう思っていても実は成績アップの前兆が表れている時がある。
ここで諦めてしまってはもったいない。
きちんとその子の成果を自覚させ、モチベーションを維持することが成績アップには必要だ。
今日はそんな経験からよくある成績アップの前兆をご紹介します。
テストの間違え方が変わる
テストは基本〜応用まで段階的に問題が分かれています。
小問(1)(2)(3)の場合(1)(2)のみ正解している場合と(3)のみ正解している場合では前者の方が勉強している結果と言える。
数学のテストは適当に数字を書いただけで正解する場合があるので、成績が上がる前兆はこの前者の正解パターンが増えてくることがあります。
質問が明確になる
「先生わかりません!」
この質問のあとどこがわからないのか?を明確に説明できる場合は成績アップの前兆と言えます。
たとえば、直線の式は求められたが、面積をどう求めたらいいのかわからないなどです。
ここまで来れば成績アップは目前と言えます。
テストの振り返りが上手になる
「今日のテストどうだった?」
に対する答えが、方程式のここを間違えたなどより明確になります。
問題の解くスピードが速くなる
これはわかりやすいですね。
問題を解いていると量にともなってある程度まではスピードが上がっていきます。
見るからに上がっているのは勉強している証拠ですね!
点数が安定する
一般的にテストの平均点は上下します。
平均点が変化するのに点数が安定しているという事は実は成績アップの前兆だったりします。
前回と同じ点数をとると「あれ?成績あがってない」と感じるかもしれませんが、平均点が下がっている場合は成績アップと言えます。
このように兆しを見落とさずにどっしりと構えて指導にあたる姿勢が大事なのではないでしょうか?生徒のモチベーションアップも私たちの重要な役割です^^
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