捉え方の違いが人生を左右する 今日の数学#101

今日の問題#101

規則性

今日のコラム

最近生徒が面白い事を言っていた

「勉強って自分のためにやるんやで、だからどうせやるなら楽しくやりたい」

なんて素晴らしい。

マジですげえと思った。

今日は少し心理学系の話をしようと思う。

今日のテーマは「捉え方」

僕自身「捉え方」にはすごく苦労していた。

挫折した時も「なんで自分ばかり」と卑屈になったものだ。

今考えるとそりゃあそうなるわなと思うのだが結局僕自身が毎日をどのように捉えているか?が全ての原因だった。

挫折を乗り越え独立を志し、心理学を勉強していると哲学に辿り着く。

哲学は簡単にいえば真理や本質を探究する学問のことで、有名な哲学者で言うと、ソクラテス、プラトンやブッダなんかもそう言えるだろう。

哲学書を読んでいるとある重要な事に気づいた。

「結局言ってることってみんな一緒」

表現方法は文化や宗教によっても違うし、生活環境によっても違うが何が言いたいのか?を考えると同じ事を表現している事に気づく。

それが「捉え方」の違いだ。

例えばよくある話でコップに半分水が入っている。

これを見て「あ〜もう半分しかないや」と捉えるのか?「まだ半分もある!」と捉えるのか?と言う例だが、両方の意見とも「コップに半分の水が入っている」と言う事を言っているだけであって、まだ半分もある!と言う希望ももう半分しかないと言う絶望も共にエゴだと言うことができる。

そこにあるのは良いも悪いも無くただコップに水が半分入っていると言う事実だけなのです。

この考え方にすごく感動した僕は、これを機に一気に観察力が上がったと感じている。

例えばこの写真を見てほしい

落ち葉

これは落ち葉で画像検索したものだが、果たして本当に落ち葉なのか?

葉が欠けているとよく虫食いと言われるが本当なのか?

その根拠はなんなのか?

それは、あくまで僕達が今までの人生で得た先入観でしかない。

だからこそ自分だけの常識(エゴ)が生まれ、常識から外れた人を非常識やおかしな人と定義する。これはもちろん自分自身にも当てはまる。

結局全ては捉え方次第なのだ。

良いも悪いも無くそこにはただ茶色い葉っぱがあるだけ

それに落ち葉というレッテルを貼っているのは僕達の先入観なのです。

僕達のような先生という仕事はいかにその先入観を失くしていくか?がどの教科の勉強よりも大切だ。

ちなみに僕がどんなトレーニングをやっていたかと言うと「ただひたすらに草木を見る」と言うこと。

そうするとどんどん先入観が出てくるから面白い。

まずは気づくところからスタートをしてみよう。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!

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