考える力をつけるための5つの方法 京の算数学#749

京の算数学問題#749

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

子どもの成長において、「考える力」は非常に重要です。

ここ最近では「考える力の養成」はトレンドでもあります。

思考力を鍛えるのは、問題解決能力や創造力、自立した学習者としての基盤を築くために欠かせません。今日のブログは、当学習塾で力をいている、子どもに考える力をつけるための具体的な方法を5つご紹介します。これらの方法を日常生活に取り入れることで、子どもが自ら考え、学び、成長する力を養う手助けができます。

+αの質問を投げかける

子どもに考える力をつけるためには、日常的に質問を投げかけることが効果的です。

ただし、単純な「はい」「いいえ」で答えられる質問ではなく、子どもの考えを聞ける質問を心がけましょう。

例えば「学校はどこまで算数やったの?」、「今日の宿題はどれだけ出たの?」

その上で、「じゃあ今日は何する?」と問いかけます。

ここまでやったで終わらせず質問を+α追加する事で、考えに一貫性を持たせます。

子どもが自分の考えや気持ちを言葉にする練習も兼ねていますので、自分の考えを整理し、他人に伝える力も養われます。

余白時間を作る

当学習塾では10分程度の中休憩を挟みます。

その間特に指示はしません。パズルに勤しむ生徒もいれば、一生懸命に勉強を続ける生徒もいます。余白の時間は、言い換えれば暇な時間です。時間の余白を作ることは子どもの創造力を育む絶好の機会です。自由に遊び、試行錯誤することで、自然と考える力が鍛えられます。

全てを教え切らない

塾なのでもちろんテスト対策や普段の授業は徹底的に指導をしていますが、全てを教え切らないように注意をしています。

生徒から「ここがわからない」と聞かれた場合に大人は必要以上教えてしまう事はよくあります。子ども心理では「そんな事聞いていない」となり受け身の姿勢になってしまうのです。

わからないと言われたらまずは何がわからないのか?

しっかりと考えてもらいその部分だけを教えるようにしています。

振り返りシートを書いてもらう

考える力には整理をすることも大切です。

振り返りシートを書くことは、子どもが自分の考えや経験を整理し、記録するのに役立ちます。書くことで、考えを深め、反省する習慣が身につきます。

自分で考える時間を作る

生徒との距離が近い分質問は非常にしやすい環境ですが、弊害として考える前に聞いてしまうというものがあります。

当学習塾では少人数クラスがあり人を教えている時間に待ちが発生します。

そこを有効活用し、自分で進める事を前提とした環境づくりを行なっています。

わからなければ教科書やノートを見て復習をするそれでもわからなければ聞くという順序を明確にしているのです。

そうする事でしっかりと自分のできるできないが整理でき、考える力が身についていきます。

まとめ

子どもに考える力をつけるためには、日常生活の中でさまざまな方法を取り入れることが大切です。質問を投げかけることで考える機会を増やし、自由な時間を設けることで創造力を育みます。対話を重視することも考える力を身につけるためには大切な取り組みです。これらの方法を実践することで、子どもが自ら考え、学び、成長する力を養う手助けができます。子どもの成長を支えるために、ぜひこれらの方法を試してみてください。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#749

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