今日の問題 #007

今日の問題#007

丸には同じ数字が入ります。
同じ数字を入れて式を完成させてください!


今日のコラム

小学校3、4年生になると成長の段階や、学習面の差が開く時期になります。

私自身2019年に独立をしてから、家庭教師をやっていた一方で発達凸凹のお子様や不登校のお子様のサポートも行ってきました。

そこでよく聞くのがいつもタブレットで学習していますというもの。

今日は自宅学習をより効率的に行えるようなお話をしようと思います。


学習の難易度が一気に上がる時期

小学校3年生からの算数は、かけ算に加え割り算、さらに扱う数字の桁数も一気に増えてきます。また、理科が科目に追加されるのものこの時期になります。

単純に科目が増え、難易度が上がり、より「勉強」らしくなって来ます。

初めてのクラス替え

小学校3年生になると初めてのクラス替えの時期になります。

今までに仲良くしていた子とクラスが急に離れてしまう不安感を抱えている生徒もいれば、逆に新しい友達できるかな?と期待に胸を踊らせている生徒もいるでしょう。

また、今までお世話になった担任の先生が変わる可能性もあります。

男性の先生が女性になったり、新人の先生がベテランの先生に変わったり、何かと周囲の環境も不安定になりやすい時期です。

タブレットによる学習への影響

タブレットなどのICT機器は、めちゃくちゃ便利な一方で正しい使い方をしないと学習効率を一気に落としてしまいます。

まずは導入時期を考えてみましょう。

視力は生まれた時は見えていません。

成長と共に見えてくるのですが、視力が1.0になるのは6歳であり、それは10歳まで続くと言われています。

そこから12〜13歳にかけて視覚機能が発達していき、目の機能は完成していきます。

ここから、わかる事は小学校へ入るまでのタブレットの使用は避けた方が無難です。

視覚機能は先天的な場合を除いて眼をきちんと動かさないと必要な刺激が脳へ行かず成長の妨げになる場合があります。

次に学習面ですがタブレットは最終兵器ぐらいに考えておくと良いと思います。

もし、有用な学習ソフトがあったとしても私個人としては、小学生の内はできるだけアナログ勉強法に特化させてみた方がかえって効率がよくなる傾向があるように思います。

効率良く学習をするために必要な集中力を養うためにはタブレットは逆効果になるからです。

目の動きと集中力はものすごく関連をしていますので、視野の確保と外遊びや迷路などの遊びがこの年代の子どもには非常に有効性が高いです。

(ただ、学習障害のお子様に関しましては例外的にタブレット学習法をおすすめしている場合もあります。)

自宅学習のコツ

学習と聞くとどんなイメージがありますか?

実は僕は、学生時代これで失敗してまして^^;

「やらなきゃいけないもの」

と考えていました。

学習は必要ではあるけれどやらなきゃいけないものではありません。

矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、

別にやらなくてもいいんです。

要するに「何のためにやるのか?」が自分の中で明確になっていないとどんなに頑張ってもただやるだけになってしまいます。

それにすぐ疲れます^^;

そのため、私が自宅学習を指導する時は必ず「遊び」を入れるようにしています。

私も小学校の時難しいことは知らなかったですが、自分達で遊び方を見つけたり探したりして、1日中走り回っていました。

遊びは楽しいからやりたがります、気持ちが晴れやかになると意欲が湧いて来ますので色んな発見やチャレンジが出来るような土台がついてきます。

スモールステップも無意識のうちに習慣化されていきます。

例えば数字を覚えるにしても、数字ドリルをやるだけじゃなくて、フラッシュカードを使ってキャンディー争奪戦したりとか、魔法陣で遊んだりとか、ボールを使ってキャッチボールしながら九九を覚えたりした方が圧倒的に頭には残ります。

楽しいからこそ次につながりますし、やる気もどんどん湧いて来ます。

その習慣がついてくれば、例え嫌な宿題もまあやってやるかとやる気になるものなんです。

一生懸命になりすぎるんじゃなくて心にも遊びは必要です^^

学習効率を高める遊びをご紹介!

準備するもの:名刺サイズのカード

名刺サイズのカードに1〜20までの数字を書いていきます。

この時、奇数は赤色、偶数は黒色で書いてください。

【やり方】

床に重ならないようにランダムに配置します。

あとは下記のルールに従ってチャレンジしてみてください!

バリエーションはいくらでも作り出せます!

・1から順番に集めて行ってください

・奇数は右手、偶数は左手で集めて行ってください

・1から順番にタッチしてください

・1、20、2、19と交互にタッチをしてください

・お家の人の言った数字をタッチしてください

など

ルールもお子様と一緒に決めていくと面白いですよね^^

ぜひやってみてください!

まとめ

タブレットの導入時期は慎重にやっても1日20分の短時間導入にしよう!

学習の効率化に最適なのはアナログな遊びを入れる事!

今日の解答#007

同じ数字というところがミソでした^^

できたかな?^^

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アイデア数理塾

京都市中京区にある少人数制の数学・理科に特化した学習塾です。
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