京の算数学#609
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
昨日は「閏年(うるうどし)」でした。
小学生にとってはあまり馴染みはないようでしたが「今日は閏年なんだって!」と先生から聞かされたようで教室ではその話題がメインでした。
今日はそんな子どもたちの閏年ってなに?について解説していきます!
閏年(うるうどし)ってなに?!
閏年(うるうどし)とは1年が366日ある年のことで4年に1回設けられています。
閏年と書いて「うるうどし」や「じゅんねん」と呼んだりします。
本来は2月は28日で終わるのですが今年でいえば29日までありましたね。
ではなぜ閏年が必要なのでしょうか?
閏年(うるうどし)はなぜ必要?!
地球は1年かけて太陽を1周しますね。
太陽の周りを地球が1周する事を1年と言います。
そして私たちが用いている1年は365日です。
つまり太陽の周りを地球は365日で1周すると思いきや、、実は365.2422….日という微妙なズレが発生してしまいます。
つまり1年ごとに約0.24日ずつずれているという事なのです。
閏年はこのズレを修正するために作られました。
0.24×4=0.96 つまりほぼ4年で1日ズレるという事です。
なので4年ごとに366日である閏年が設定されているんですね。
閏年(うるうどし)がないとどうなる?
ズレたらそのままでいいじゃん!と思うかもしれませんが、閏年(うるうどし)が無ければ、数十年後には春が夏になったり時刻や季節のズレが生じてしまいます。
さらに、季節や時刻を中心に作られている私たちの生活や農業、経済など全てぐちゃぐちゃになってしまいますね。
閏年はこのバランスを取るために必要なのです。
わかりやすくいえば時計は電波時計ならまだしも手で合わせるタイプの時計の場合閏年が適用されていない場合もありますので1日ずれてしまいます。
いちいち合わせないといけないのが手間ですよね^^;
閏年(うるうどし)はなぜカエル?!
実はアメリカでは閏年(うるうどし)はカエルがシンボルになっているそうです。
これは閏年(うるうどし)を英語で表すとleap yearといい。
Leapは飛躍するという意味からカエルが連想されるという事だそうです。
閏年(うるうどし)には買えるグッズが売れるそう。
いろんな文化を見ると捉え方もそれぞれで面白いですね!
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!