今日の数学問題#332
今日の数学
算数と言われてイメージするのは、「計算」ではないでしょうか?
計算と聞くとドリルだ!となられた方少しお待ちください!
計算力は確かに量をこなせば身についてきますがそれは基礎力があっての話です。
今日は計算力をつけるための算数ゲームをご紹介!
計算に必要な基礎力が身につきます^^
計算力はなぜ必要?
計算力は文字通り計算する力のことです。
算数は学年が上がるにつれより複雑に論理的になっていきます。
複雑な問題を特には計算の組み合わせが必要です。
さらに、身体的には前頭葉の活性化です。
前頭葉は計算力と関係があり、判断力やコミュニケーション力、想像力といった脳の基礎機能の中枢です。認知機能の向上にも役立ち、結果的に精神的な成長も期待できます。
苦手意識が強くなる算数
小学生の生徒を対象したアンケートをとると苦手な科目の上位に必ずといっていいほど算数は挙げられます。
算数は積み上げ科目ですので小学1年生からの積み重ねが必要です。
そのため1度つまづくと取り返すまでに時間がかかってしまいますので、悪循環に陥りやすい科目であると言えます。
計算力が高い生徒の特徴は「丁寧」に解いている
では実際に計算力がある生徒はどのような共通点があるでしょうか?
それは解き方が丁寧であることです。
例えば九九1つにしてもかけ算ってそもそも何か?という事を考えている生徒は丁寧に解く傾向があります。
計算の順序や教科書を読み授業を聞き
「あ〜こうやって解くんだ〜」という過程を丁寧に把握しています。
だれもいきなりはスピーディに解く事はできませんしスピードをつけるためには量が必要です。
この丁寧さの上に量があるのです。
計算力=スピードではないのです。
計算力=丁寧に正確に速く解く力なのです。
計算力の基礎部分とは「なかまさがし」
次の計算をしましょう。
1+2+3+4+5+6+7+8+9+10=?
通常の計算方式では、左から順に計算をして、となります。
ですが、
1+10=11
2+9=11と考えていくと
11が5組できあがります。
よって11×5=55となります。
このように計算が速い生徒は仲間を探す力がついています。
かけ算のパターンでも4×25=100の組み合わせや逆に分解をして、12×45=3×2×2×45=6×90=540というように組み合わせをつくる力がついています。
足し算も同様ですね。
そしてこの仲間探しの根幹にあるのがワーキングメモリと呼ばれる一時記憶をするための力です。
フラッシュ暗算なんかが代表例ですが今回はカードを使った算数ゲームをお伝えします。
遊びで見につく算数カードゲーム
※弊社トレーニングリストより一部抜粋
用意するもの
名刺サイズの多目的カード
ペン(赤と黒)
準備
カードに1〜20まで数字を書いていきます。
色はランダムで赤と黒の数字を作ってください。
交互でなくても良いです。
やり方
数字カードをばら撒き、1から20までの数字を順番にタッチしていきます。
次に色によって指示を変えましょう。
黒は右手、赤は左手や、足を使っても良いです。
この算数ゲームは1日の勉強の前に取り組むと良いかと思います。
1回の時間は5分程度で終わりますし、楽しく取り組めます。
ぜひお試しください。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!