今日の数学問題#180
今日の数学コラム
ウェルビーイングって何?
ウェルビーイング(well-being)とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを意味する概念で日本語で翻訳される場合は幸福とされる事が多い。
WHO憲章では、健康とは、病気ではないとか弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、全てが満たされた状態がウェルビーイングであるとされている。
マイブーム日本鍼灸大学(仮)より
ウェルビーイングには研究で幸福度を上げる3つの方法があるとのこと。
- 自分が設定した目標に対して最大限努力する
- 自分が設定した目標のレベルを下げる
- 違う目標に変える
これが非常に腑に落ちた。
僕自身学生時代〜社会人3年目あたりまでなかなか苦労している方の人だと自負しているが、まさにこの②と③をやってはいけない事だと思い込んでいた。
頑張る事が美徳とされていた僕の文化は頑張る事でしか自分を表現できず次第に「みんなと一緒になりたい」というのが1番の夢になっていった。
本来みんなと同じになることは不可能だけれど僕の完璧主義な特性が発動して、みんなとニアリーになるのでは無くイコールを目指してしまっていた。
結果ダウンしてしまうのである。
②と③の条件を僕が取り入れてから格段に幸福度が増した。
ただこれには実体験に基づく1点注意点がある。
それはあくまで目標や目的を完遂するための手段であるということ。
例えば数学のテストでクラス一位を取りたい!という目標に対して
まず最大限努力をする。その上で②95点でクラストップになれそうだとクラストップという軸はぶれていない事が大事。次に③化学で勝負をしよう。数学でトップを取りたいのは指定校推薦で志望大学にいきやすくなるからで、平均評定4以上かつ数学、化学、物理の平均が4以上という条件をクリアしないといけない。この場合ゴールは変わっていないが数学から化学へ直近の目標が変わっている。なんのためにそれをするのか?目的がぶれていなければ大丈夫だ。
この捉え方は1歩間違えればただ逃げているだけになってしまう。
実際怠癖のある生徒を指導した時にこの現象が起こっていた。
方法は自分の目標を達成する手段でしかないことを忘れてはいけない。
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