混ぜるな危険! まぜるとどうなるの?? 京の算数学#604

京の算数学問題#604

算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

私ごとですが最近引っ越しまして、新生活に突入しているワケなんですが、

キッチンハイターとかによく書いてある「混ぜるな危険」が目につきまして、

そういえば生徒が言っていたなあ〜と思い出したので今日のブログのテーマにしてみました笑

ただ、絶対混ぜてはいけません!!これは本当に興味本位でもやらないでください。

塩素系?酸素系?何が違う?

漂白剤には塩素系と酸素系の2種類あります。

漂白剤とは、シミや汚れを分解し白くする薬剤です。

塩素系漂白剤は、漂白力が非常に強く殺菌力も強いためトイレやキッチンで使用される事が多いですが、酸素系漂白剤は衣類の繊維を傷めることなく漂白できますので、衣類に主に用いられます。

混ぜるな危険、混ぜるとどうなる?

混ぜると塩素ガスという有毒なガスが発生してしまいます。

もし吸ってしまうと目や鼻、呼吸器に強い刺激や痛みを感じたり、塩素ガス中毒になれば重い呼吸器障害を引き起こし最悪の場合死に至ることもあります。

もし混ぜてしまったら

うっかり混ぜてしまったり、床に撒かれているのを知らずに重ねて撒いてしまい塩素ガスが発生した時はその場を離れ換気をします。

塩素ガスは独特な刺激臭があるので、刺激臭を感じなくなるまでは部屋に入らないようにしましょう。

刺激臭が消えたら水で洗い流しておくことを忘れずに!

実は混ぜてしまった事故がある。

厚生労働省の労働災害事例によれば、

酸性洗剤が撒かれているのを知らずに漂白剤洗剤の原液を撒き塩素ガスが生じてしまった。急性呼吸不全を発症した。

タイルワックスの量が少なかったので、次亜塩素酸ソーダを追加したところ塩素ガスが発生。塩素ガス中毒と診断されその後亡くなった。

このように命の危険にもさらされる事態となりかねないので、興味本位で混ぜるな危険の表記のある漂白剤や洗剤を扱うことはやめましょう。

特にお子さんの手の届くところには置かない!それがとても大切です。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#604

おすすめの算数学ブログ

この記事を書いた人

アバター

アイデア数理塾

京都市中京区にある少人数制の数学・理科に特化した学習塾です。
小学校1年生から高校3年生までのお子様の学習をサポートいたします。授業は、補習がメインに構成されています。