今日の問題#147
今日のコラム
性格は変えられるのか?
僕も学習塾とは別にカウンセリングを行なっているので、特に会社の人間関係などからのご相談で良く聞かれる質問です。
これに関しては、「めっちゃ大変だけど変えられる」と僕は思ってます。
もちろんどの部分を性格と定義するのかにもよるのですが、、、
今日はそんなお話。
性格の定義
性格を英語で調べるとPersonality(以下パーソナリティ)とCharacter(以下キャラクター)と出てきます。
パーソナリティとは好転的な性格を指します。
キャラクターとは先天的に持っている性格や特性を表します。
ここからわかるのは、人間の性格には先天的な部分と後天的な部分があると言う事です。
先天的な要素のことを気質と定義しましょう。
それは、持って生まれた体格や体液の組成、肌の色など表面的なところから脳の大きさや伝達機能の大小など内面的な性格にまで及びます。
身長を200cmにしなさい!と言われてできないのと同じ様に先天的な特性上の性格は変える事はできないと思います。
後天的な要素を性格を個性としましょう。
この個性が先天的なものの上に環境要因や個人の経験や思い込みなどによって構築されていく部分です。この部分は努力をすれば変える事ができます。
ただ、以前の記事にも書いた様に暗示というのは厄介なもので意識できないから暗示なのです。
個性を磨くためには自分にベクトルを向け、情動の変化を観察し、ありのままを受け入れる事が必要不可欠です。
まさに修行の様なもの。だからこそめちゃくちゃ難しいのです。
時には人間不信にもなりますし、隠れた愛情を発見できたりもします。
それも全て含めて自分自身なのです。
この気質+個性が性格だと僕は思うのです。
ですから冒頭にも書きましたが、変えれなくはないけどめっちゃ努力が必要ですよ。
というのはそういう意味です。
間違った努力はこのベクトルを外へ外へ向け、いろんなスキルを学んで満足したり、薬を飲んで満足感を得たりする事に夢中になる事です。
それらはあくまで、きっかけでしかなく、ベクトルが自分に向いていなければ意味がなくなります。
このベクトルの向きに関しては結構子ども達の方が理解する力は強いと思います。
大人になるといろんな経験が邪魔をして見えなくさせてしまうんです。
大事な事は自分の中にあります。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!