【小学3年生】桁の大きな足し算・引き算のコツ 京の算数学#968

京の算数学問題#968

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

小学3年生になると、大きな数(1000以上)を使った足し算・引き算が始まります。
「繰り上がり・繰り下がりが難しい…」「計算ミスが多くなる…」と悩むお子さんも多い単元です。

3456 + 2789 のような4桁の計算
筆算の繰り上がり・繰り下がりが増える
文章題になると混乱する…

そこで今回は、大きな数の足し算・引き算のコツや、お家でできる学習ワーク&文章題をご紹介します!


桁の大きな足し算・引き算とは?

3年生では、1年生・2年生で学んだ 1桁・2桁の計算 から、3桁・4桁の計算 へステップアップします。

✔ 足し算の基本ルール

算数ノートはブロックがきちんと分かれているので、算数ノートを活用しましょう。
筆算は桁を綺麗にそろえることがなにより重要です。

  1. 位をそろえて筆算を書く(1の位、10の位、100の位、1000の位)
  2. 1の位から順番に計算(繰り上がりがある場合は、次の位に足す)

✔ 引き算の基本ルール

  1. 位をそろえて筆算を書く
  2. 1の位から順番に引く(繰り下がりがあるときは隣の位から借りる)

桁の大きな計算のコツ!

足し算のポイント

🔹 1の位から順番に計算する!
🔹 繰り上がりがあるときは必ず変わった数字の上にメモを取る!

例題1:3456 + 2789

  3456  
+ 2789  
-------  

1の位:6 + 9 = 15 → 1を繰り上げ
10の位:5 + 8 + 1(繰り上げ)= 14 → 1を繰り上げ
100の位:4 + 7 + 1(繰り上げ)= 12 → 1を繰り上げ
1000の位:3 + 2 + 1(繰り上げ)= 6

答え:6245


引き算のポイント

🔹 1の位から順番に引く!
🔹 繰り下がりがあるときは、隣の位から「1を借りる」!

※特に0が出てくると勢いで9!と書きがちです。
なぜ9になるのか?しっかりと学習していきましょう。

例題2:5024 – 2789

  5024  
- 2789  
-------  

1の位:4 – 9 はできない → 10の位から1を借りて 14 – 9 = 5
10の位:1(借りたので2→1) – 8 はできない → 100の位から1を借りて 11 – 8 = 3
100の位:9(借りたので10→9) – 7 = 2
1000の位:4(借りたので5→4) – 2 = 2

答え:2235


家庭でできる計算ワーク!

① お買い物で「足し算」しよう!

お母さんとスーパーに行く前に、合計金額を計算するお手伝いをしましょう!

(例)
りんご 345円 + 牛乳 278円 + パン 189円 = いくらになる?

答え:345 + 278 + 189 = 812円

暗算が難しい場合は筆算で計算!
1000円札で払ったら、おつりはいくら?(引き算の練習!)


② お金を使って「引き算」しよう!

1万円を持って、おもちゃを2つ買いました!

  • ロボット:3450円
  • パズル:2780円

合計金額はいくら?(足し算)
1万円から払うと、おつりはいくら?(引き算)

筆算で計算してみましょう!


文章題にチャレンジ!

① 足し算の文章題
ある町から別の町までの距離は、345kmです。途中で278km進みました。
残りの距離はあと何kmでしょう?

345 + 278 = 623km


② 引き算の文章題
遊園地に5024人のお客さんが来ました。
午後には2789人が帰りました。
今、遊園地には何人残っていますか?

5024 – 2789 = 2235人


計算ミスを防ぐ3つのポイント!

筆算を綺麗に桁をそろえて書く!
繰り上がり・繰り下がりをしっかりメモする!
文章題は「足し算 or 引き算」を見極める!


桁の大きな計算を得意にしよう!

3年生の算数における、桁の大きな足し算・引き算は今まで勉強してきたことの総まとめです!
お家でも、お買い物・お金の計算 を通して楽しく学んでみてくださいね!

以上!京都市中京区のアイデア数理塾、油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#968

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