家庭学習がうまくいかないときのコツ!子どもの「できた!」を引き出す教え方 京の算数学#932

京の算数学問題#931

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算数学コラム

こんにちは!京都市中京区で学習塾を運営している油谷拓哉(ゆたに たくや)です。

「家で子どもに勉強を教えているけど、なかなかうまくいかない…」
「本当に理解しているのか分からない」
「何回説明しても定着しない…」

こんなお悩みをお持ちの方はいませんか?
実際、保護者の方から「どうして先生が言うと聞いてくれるんですか?」と驚かれることもしばしばです。

今日は、私が日々の指導で意識しているポイントをお伝えします。家庭学習の参考にしていただければ幸いです!


1. 勉強の主体は子どもであることを忘れない

教育の目的は何でしょうか?
それは、子どもが自分の力で生きていける力、つまり「人間力」を身につけることです。

親がいくら手を差し伸べても、子ども自身がその手を取る方法を覚えなければ、自立は難しいですよね。だからこそ、勉強の主体はあくまで子ども。私たち大人は、子どもが自分で学びやすい環境を整える役割に徹することが大切です。


2. 「勉強=させられるもの」にならない工夫を

子どもが勉強を嫌がる大きな理由の一つが、「やらされている」と感じてしまうことです。
特に今の子どもたちは、考える力がとても高いです。多くの情報を取り入れ、自分なりに納得した上で行動する傾向があります。

だからこそ、「やりなさい!」と押し付けるのではなく、子どもが自分から「やろう!」と思えるような関わり方が必要です。


3. 「できた!」を積み重ねる教え方が効果的

子どもたちの学びを支える上で一番重要なのは、「わかった!」よりも「できた!」という成功体験です。

【実例】足し算の繰り上がりを教える場合

あるお母様から「家で足し算の繰り上がりを教えても、なかなか定着しない」というご相談を受けました。

お母様は丁寧に「10の塊を作って繰り上げる」方法を説明していたのですが、それでも子どもは覚えられず…。
そこで、私は1分間でどれだけ解けるかを計測する方法を取り入れてみました。

最初は1分で2問でしたが、同じやり方を繰り返し練習したところ、1分で5問解けるように!
その結果、子どもは「先生、できたよ!」「このやり方、わかりやすい!」と喜んでくれました。

大切なのは、理屈の理解よりも「実感」を持たせることです。

まずは「やってみたらできた!」という成功体験を重ねることで、自信がつき、学ぶ意欲が高まります。


4. 褒めることの力を信じる

子どもが成長するためには、やっぱり「褒めること」が欠かせません。

  • できたら素直に褒める
  • できなかった部分ではなく、少しでも成長した部分を見つけて褒める

たとえば、「前より速く解けたね!」「今日は集中できてたね!」といった声掛けを意識しましょう。

褒めるのが苦手な方へ

「褒めるのが苦手で…」という保護者の方も少なくありません。
安心してください。褒めるポイントは意外とたくさんあります。結果だけにこだわらず、プロセスを褒めてみましょう。「昨日より字が丁寧だね」「頑張って考えたんだね」という一言で、子どもはぐんとやる気を出しますよ。


5. 困ったときは第3者に頼るのも手!

家庭での学習サポートが難しい場合は、塾などの力を借りるのも一つの方法です。

特に地域密着型の塾は、保護者の悩みに親身になって相談に乗ってくれることが多いです。「うちの子に合う勉強法を知りたい」という場合は、気軽に足を運んでみましょう。


まとめ:子どもの力を引き出すためにできること

家庭学習を成功させるポイントは、「主体は子ども」「やらされている感を減らす」「できた!を積み重ねる」の3つです。そして何より、親子での学びを楽しむことが大切です。

もしも「自分だけでは難しい…」と思ったら、ぜひお気軽に地域の塾や教育機関にご相談ください。私たちも全力でサポートさせていただきます!

以上、京都市中京区のアイデア数理塾、油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けしました!

算数好き、あつまれ〜!

京の算数学 解答#931

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