京の算数学問題#1399

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算数学コラム
近年、学校の部活動を地域クラブへ移していく「地域移行」が進んでいます。
教員の負担軽減や、専門的な指導を受けられるなど、前向きな面も多くあります。
一方で、保護者の方からは、
- 費用負担は増えるのでは?
- 入れる子と入れない子が出るのでは?
- 学習や進路への影響はないのか?
という声も少なくありません。
今日は学習塾の先生としての目線で部活動の地域以降による学習格差について考えたいと思います。
地域移行そのものは悪いことではありません
まず前提として、地域移行にはメリットがあります。
- 専門的な指導者に学べる可能性が高い
- 教員の長時間労働を減らせる
- 学校外の選択肢が広がる
これは大切な変化だといえます。
ただし、制度が変わることで新しい格差が生まれる可能性もあると考えています。
クラブチームに入る=学習格差が広がる可能性
■費用負担の差
学校部活動は比較的参加しやすい仕組みでしたが、
地域クラブやクラブチームでは、
- 月謝
- 遠征費
- 用具代
- 送迎負担
などが発生する場合があります。
その結果、家庭の経済状況によって選択肢に差が出る可能性があります。
中には地域貢献のためにボランティアで指導にあたる方もいらっしゃるとのことですが、それも地域差が出るのは容易に想像できます。
■時間の使い方の差
クラブ活動が本格化すると、
- 帰宅時間が遅くなる
- 土日も活動がある
- 学習時間の確保が難しくなる
ケースもあります。
強豪チームになれば夏休みなどの長期期間にはほとんど県外遠征で塾の授業に参加できないなんてケースもあります。
そこで登場するのがオンライン指導ですがそもそも空いている時間があるのか??という疑問も生まれてきます。
それゆえにサポート体制のある家庭とそうでない家庭では、学習面で差が広がることも考えられます。
特に見落とされやすい「進路指導」の差
学校部活動では、
- 顧問の先生が日常的に生徒を見ている
- 学校生活と部活動の両面を把握している
- 進路情報があるので進路指導が前提として存在している
という面がありました。
地域クラブになると、競技指導は充実しても、進路面の伴走者が不在になるケースがあります。
それゆえ高校進学へのミスマッチが起こったり今の実力からいける可能性のある高校をピックアップできない可能性もあります。
実際当学習塾でも、昨年京都ハンナリーズユースチーム様向けに他塾の先生方にもご協力いただき、保護者様向け、選手向けの進路相談会を実施いたしました。
この進路相談会をきっかけに安心して進路を決めていただけたと多くの反響を頂いております。
(個人情報があるので詳しくは書けませんが、、、)
クラブチームの指導者は進路専門とは限りません
繰り返しになりますが、、、
クラブチームの指導者は、競技経験が豊富な方も多くいます。
一方で、
- 高校受験制度
- 内申点の仕組み
- 学校選びのバランス
- 学力と活動の両立支援
まで詳しいとは限りません。
そのため、競技面は強くても、進路面は家庭任せになる場合もあります。
もちろん各ご家庭が最終判断にはなるものの参考意見がネットしかないと言うのはなかなか厳しいですよね、、、
学校・家庭・外部教育機関の連携が重要になります
これからは、
- 学校 → 学習・進路情報
- 地域クラブ → 活動環境
- 家庭 → 生活管理
- 学習塾など外部機関 → 学力・受験対策
と、役割分担がより大切になります。
以前のように、学校だけで完結する時代ではなくなりつつあります。
保護者が今できること
■活動時間と勉強時間の両立確認
スポーツと学習のバランスを早めに整えることが大切です。
■進路相談先を複数持つ
学校だけでなく、
- 塾
- 教育相談
- 地域の先輩保護者
など、複数の視点を持つと安心です。
クラブによっては塾へ通うこと自体にハードルがある可能性もあります。
当塾のように入塾有無にかかわらず相談会を実施している塾さんもありますので、ぜひ活用しましょう。
■「今の活動が将来にどうつながるか」を考える
競技継続・推薦・一般受験など、方向性によって準備は変わります。
もちろんプロになりたい。
競技実績で進学したい。
と言う思いも大切です。
ですが全員がプロになれるわけではありません。
プロになったとしても活躍するにはハードルがあります。
私は現在もトレーナーとして塾のない日は活動しておりますので実際に生の声を聞いているからこそわかることもあります。
保護者の方もやはりスポーツを応援するのは前提ですが、もしダメだったらを想定することも大切になってきます。
中京区・烏丸御池で学習と部活の両立に悩む方へ
部活動の形が変わる今、学習面のサポートの重要性はこれまで以上に高まっています。
アイデア数理塾では、
- 忙しい生徒の学習効率化
- 数学・算数の苦手克服
- 受験を見据えた継続学習
を大切にしながら、
部活と勉強の両立を支えています。
それぞれの学習進度に応じたサポートもご相談に乗れるのがある種の強みではありますのでお困りの際はぜひご相談くださいませ。
まとめ 地域移行は前進でもあり、準備も必要です
部活動の地域移行は、時代に合った前向きな変化でもあります。
ただ一方で、
- 経済的な差
- 情報格差
- 進路指導格差
- 学習時間格差
が広がる可能性もあります。
だからこそ、制度任せではなく、家庭・学校・地域が連携しながら、子どもたちを支えていくことが大切です。
京の算数学 解答#1399





