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京の算数学問題#1325

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算数学ブログ
先日の授業の中でも、
「円柱の底面の形は?」に“丸”って書いたら×で、
生徒がが「え、丸じゃん!なんでバツなの!」と反論という場面がありました。
実は結構良い反論で、結論から言うと、“丸”は日常語、 “円”は算数・数学の用語(図形の名前)という違いがあります。
テストは「正しい図形の用語を使えるか」も見ているので、そこで差がつきます。
円と丸の違いを一言で
- 円:中心から同じ距離にある点の集まりでできる“まるい図形”(算数・数学の用語)
- 丸:まるい感じのもの全般(形がまるい、まるっこい、ざっくり“まる”)=日常語
同じ「まる」でも、教科書・テストでは“図形名”として「円」を使う、という話です。
どうして「丸」だと×にされるの?
理由は大きく3つあります。
1)「丸」は意味が広すぎて、図形として不正確
“丸い”は、円だけじゃなく
- だいたい丸い(少しつぶれた楕円っぽい)
- 立体の丸(ボールみたい)
- ただの丸い印(○)
みたいに、幅が広い言葉です。
この場合聞かれているのは円柱の底面なので丸だと不正解になるんです。
2)「円柱」は名前の中に答えが入っている
円柱は「底面が円の柱」という意味で、参考教材でも底面が円(円形)と説明されています。
だから「底面の形は?」の答えは、基本 円(円形)。
3)テストは“用語の使い分け”を見ている
国語で「犬」を「わんわん」と書いたら×になるのと同じで、
算数でも「図形の正式名称」を使う必要があります。
ついでに整理:円・円周・円形ってどう違う?
ここが分かると、ミスが激減します。
- 円:まるい図形(教科書・テストの基本用語)
- 円周:円の“ふち”の線(周りの線だけ)
- 円形:「円の形」=形の説明
お子さんに伝える時は、
否定せずに「ルールの違い」として伝えると、納得が生まれやすいです。
3分でできる!用語ミスを減らす練習
練習1:○×クイズ(言葉の言い換え)
- 「まるい“図形名”は?」→ 円
- 「まるい“ふち”は?」→ 円周
- 「まるい“形”は?」→ 円形
聞かれている事に対して正しく答える練習です。
円形は小学生ではあまり聞き馴染みのない言葉ですがニュアンスが違うという意味では結構使えます。
練習2:「○○柱」の底面当てゲーム
- 三角柱 → 三角形
- 四角柱 → 四角形
- 円柱 → 円(円形)
このセットをやると、「名前=底面」の感覚が固まります。
こういう「丸と円」みたいなミスは、計算力というより “算数語(用語)”のズレです。
低学年〜中学年のうちに、図形と言葉の対応を整えると、図形単元のストレスがかなり減ります。
京都市中京区で、算数・数学を専門に見ている塾(アイデア数理塾)のように、
“考え方+用語+書き方”まで一緒に整えると、こういう不満(「合ってるのに×」)が減っていきます。
まとめ
- 丸=日常語/円=算数・数学の用語
- 円柱の底面は 円(円形) と答えるのがテストでは安全
- 「ふち」なら円周、「面」なら円、で使い分け
京の算数学 解答#1325




